「宝珠山 立石寺(山形県山形市)」松尾芭蕉も訪れた山寺!1015の石段で上る切り立った岩山
石段1015段の“宝珠山 立石寺”
山形県山形市の“宝珠山 立石寺(りっしゃくじ)”、通称“山寺”へ。(2019.6)
切り立った岩山に作られた山寺の“奥の院”を目指して1015段の石段を上ります。
観光案内などには、往復で1時間半ほどと記載がありましたが、頑張って片道20分程度で山頂へ。
松尾芭蕉も訪れた山寺
松尾芭蕉が訪れた山寺を、時を経て私も歩きました!
こちらが登山口です。
登山口周辺にたくさんある駐車場に車を停め、ペットボトルのお水(必須)を持って、いざ出発!!
登山口の階段を上がった正面にあるのが、根本中堂。
国の重要文化財に指定されていて、ブナ材の建築物では日本最古と言われているそうです。
お堂やご神木が立ち並ぶ平坦な山道を山門に向かって歩いていると、松尾芭蕉の像がありました。
句碑も。
山登りの途中にある“せみ塚”が楽しみです。
句碑からもうしばらく歩くと、立石寺山門です。
ここから奥の院まで、1015段の石段が続きます。
拝観料もこちらで。
一般・高校生300円、中学生200円、小学生・幼児100円です。
立石寺山門の前には、マップが掲示してありました。
本気の山登りスタートです。
スタートからさっそく石段が始まりました。
仙台の知人に聞くと、山頂まで段差の大きな石段が続くとのこと。
「下りは膝が笑うよ~」と笑顔で話してくれました。
見上げると、想像通り、ずーっと続く石段。
急な石段が続く様子が、写真で伝わるでしょうか。
山門から420段。
ゴールまで半分弱のところ。
ついに見たかった“せみ塚”に到着です!
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」。
ここなんですねー。
さあ、もう一頑張り!
弥陀堂。
雨風が岩を削り、およそ4.8mの阿弥陀如来を作り出したものだそう。
仁王門が見えてきました。
仁王門をくぐるとあと少し!
のはずですが、先は見えませんねー。
振り返ると、これまた急すぎて下の階段が見えません。
振り返ったまま、斜め右上方を仰ぐと、“開山堂”とそのさらに上に“五大堂”が見えました。
目指すは“奥の院”ですが、その前に、そこからの景色を眺めてみたかった“五大堂”へ向かうことに。
分かれ道を曲がり、階段を上がると、“開山堂”が近くに見えてきます。
“開山堂”の前を通り過ぎて、“五大堂”の床の下をくぐって階段を上がると、見たかったあの景色が!!
同じ思いの、たくさんの人が、ここからの景色を楽しんでいました。
登ってきたなぁ~。
“五大堂”から途中まで引き返し、奥の院を目指します。
ここから百数十段。
つ・い・に。
到着です。
階段を上がった右側、奥の院。
左側は大仏殿です。
下りは膝が笑うって…実感。
下ったところにある、行きに寄らなかった売店などに立ち寄りながら、登山口まで。
お茶やさんもありました。
水分補給はしていたのですが、暑かったのと、“山形名物”に惹かれて、“さくらんぼソフトクリーム”です。
あと1か月くらい後からは、上にさくらんぼが乗るそうなのですが、いまは果汁のみとのこと。
確かに、さくらんぼの風味が。
ご当地ソフトクリーム、美味しいです。
***宝珠山 立石寺(山寺)***
山形県山形市山寺4456-1
023-695-2843
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