日本最古で最長の川下り!楽しい船頭さんと「京都・亀岡 保津川下り」
京都観光のオススメ。
7月はじめの豪雨から23日ぶりの再開初日に、「京都・亀岡 保津川下り」に行って来ました。(2018.7)400年前から続く日本最古の渓流下りです。
亀岡から嵐山までの距離16kmは、日本最長だそう。
川下りをしながら、船頭さんが保津川下りの歴史や周辺の見所を話してくれたり、いろいろな技を見せてくれたり、急流や岩の間をぬけたりと、体験型の京都観光が楽しめるところがお勧めです!
保津川下りは個人では予約できないので、当日にチケットを購入します。
“保津川下り乗船場”でももちろん購入できるのですが、嵐山からトロッコ列車で亀岡駅まで行くのならトロッコ嵯峨野駅で購入するのがおすすめです。
トロッコ亀岡駅から乗船場までの移動手段と合わせてチケット購入でき、行き方や乗り場、乗船場での手続きなど分かりやすく教えてくださるのでスムーズです。
保津川下り乗船場までは、トロッコ亀岡駅からバスで20分です。
駅のスロープを降りたところにバス停があります。
タクシーだと10分、先着順の馬車でも行くことができます。
保津川下り乗船場です。
乗船券売り場で、トロッコ嵯峨野駅で購入したチケットの受付を行い、裏に番号が書かれた乗船券をもらいます。
待ち合いスペースで自分の番号が呼ばれるのを待って乗船です。
(受付順に呼ばれます)
こちらが乗船券。
乗船後は、飲み物はもちろん飲むことができ、場所によっては揺れますが食事をしてもOKです。
番号が呼ばれるまでの時間に売店で好きなものを購入できます。
是非おすすめしたいのが“鱧”です。
一口では入らないほどのサイズでふわふわ、味付けも美味しい!
2切れいただくとご飯茶碗1杯分くらいあるんじゃないかと思う大きさで、600円とお手頃価格です。
この日も大人気でお昼前には売り切れでした。
旅のお供でなくても、またいただきたいです。
番号が呼ばれると、各自で階段の下の川まで移動して乗船します。
船の前で乗船券を見せると、見せた順に前から四人ずつ座るように言われ、3番目に見せたので一列目でした。
保津川下りは、山の谷間をくねくねと曲がりながら進むので、全長16km。
近くをJRも通っていて、JRは山や川をトンネルや橋梁で直線的に通っているのでその距離およそ3km。
保津川下りの途中には5箇所にJR鉄橋がかかっています。
乗船中は3人の船頭さんが面白トークでずっ~と楽しませてくれるので、16kmの船旅はあっという間です。
水量の多い日は50分、少ない日は倍の時間をかけての川下り。
所要時間が違っても、乗船料金も給料も変わらないとおっしゃっていました。
ちなみにこの日は水量が少ない方の日でした。
途中、左岸側に見えた「請田神社」。
縁結びの神社だそうです。
保津川沿いの絶壁の景色は、ドラマ撮影でもよく使われるそう。
すずめ蜂の巣がありました。
古い橋梁なので、レンガ造りの橋台が残っています。
保津川下りは、現在は観光用ですが、昔は物資を運ぶための川下りだったそうです。
下流まで下ったあと、現在はトラックで船を運びますが、当時は船を縄で引っ張って川の横を歩いて帰ったそうです。
今でも歩いて上った、石を積んだような道が所々残っています。
途中、道がなくなったら、船で道のある対岸に渡って、再び歩いて船を引っ張ったのだそう。
保津川で見られる一番大きな岩だそうです。
3人の船頭さんたちは、3つのポジションを交替しながら、いろいろ楽しませてくれます。
一人目は、後ろで舵取りの役目です。
二人目は、先頭で竿で川底や障害物などを押して誘導する役目。
川底を竿で押しながら落ちそうになったり。
三人目は、乗客と向い合わせで座り、船をこぐ役目。
岩の間をぶつからずに通過したときやダジャレを言ったあとで拍手を要求するお茶目なところがいい感じです!
急流を過ぎるときの真剣さもカッコいいです。
昔からずっと同じところを竿でついてきたため、丸く穴が開いているところを1発でピッタリと突くところも披露してくれました。
すごいっ。
川下りも終盤、緩やかな流れのところで、売店船が近づいてきます。
船の横にピタリとつけた船から、ジュースやイカ焼きなど購入するのも楽しいです。
渡月橋が見えてきました。
渡月橋の手前で下船です。
楽しい船旅をありがとうございました。
***京都・亀岡 保津川下り***
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