「崎津集落(熊本県天草市)」透明度抜群の美しい海!カケとトウヤがある世界文化遺産の街並み散策
天草ドライブ旅。
ユネスコの世界文化遺産に登録された“崎津集落”を散策しました。(2022.1)
2018年7月に、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の一つとして登録された、美しくて歴史あるまちなみ。
2年ぶり2回目の観光で、今回はのんびりと町歩きを楽しみました。
この記事の目次
01|崎津集落はこんなところ
・アクセスMAP
・猫がいる風景
02|トーヤとカケがあるまちなみ03|崎津銘菓「杉ようかん」
04|崎津教会
05|紋付屋旅館跡 06|崎津諏訪神社 07|マリア像の夕陽
01| 崎津集落はこんなところ
| アクセスMAP
崎津集落は、天草空港からおよそ41km、車で51分ほどのところにあります。
松橋ICからはおよそ104km、車で2時間15分ほどの距離。
| 猫がいる風景
観光車両は進入禁止となっている小路を、歩いて散策します。
ところどこでのんびりとくつろぐ猫がいる風景に出会えました。
02| トーヤとカケがあるまちなみ
集落内の小路を歩いていると、建物と建物の間の細い通路を指さすような、木の看板が。
「ここはトーヤ」と案内してありました。
崎津は、平地が少ないため家屋が密集していて、家と家の軒が重なる間の通り、海へと続く小路のことを“トーヤ”と呼ぶのだそうです。
幅1mに満たないほどの生活道路で、崎津集落のあちらこちらで見ることができます。
奥に進むと。
突き当りは海!
水が透き通っていて、驚くほどきれいでした。
崎津集落のもう一つの特徴が“カケ”。
海にせり出したデッキのような場所で、漁師さんの作業場なんだそうです。
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03| 崎津銘菓「杉ようかん」
崎津のご当地銘菓と言えば、何といっても“杉ようかん”。
うるち米でできた餅菓子です。
江戸時代、琉球王の使節船が漂流した際に、崎津の人々が救助活動をしたお礼に杉ようかんの作り方を伝授したと伝えられています。
お店によって味もお値段も異なっていて、写真は南風屋さんのものです。
赤く着色されている部分は、ドラゴンフルーツ果汁というのが驚きです。
前回訪れた時にいただいた杉ようかんの記事
↓↓↓↓↓↓
04| 崎津教会
1934年に再建された“崎津教会”です。
羊角湾のそばに建つことから“海の教会”とも呼ばれているそう。
建物の中の撮影はできませんが、畳敷きなのが珍しかったです。
ゴシック様式の建物。
前回訪れた時は、ステンドグラスなどの補修中だったのを思い出します。
05| 紋付屋旅館跡
海辺に整備された広場があります。
広場の入口には、「紋付屋旅館跡」と書かれた、味わいのある木製の看板が設置してありました。
広場の入り口横に建っている建物は、“つどい処 まつだ”。
津崎資料館みなと屋の付属施設で、﨑津の風情や歴史を伝える展示場です。
中には、写真パネルが展示してありました。
崎津資料館みなと屋の記事はこちら
↓↓↓↓↓↓
広場の奥に見える建物は、人気のお寿司屋さん“海月(くらげ)”さんです。
一日ゆっくりと座っていたいような、素敵な海辺。
水がホント綺麗です。
06| 崎津諏訪神社
豊漁や海上安全を願って1647年に創建されたと言われる、崎津諏訪神社。
二の鳥居(1685年銘)は、天草で最古の鳥居なんだそうです。
階段を上がったところからの、崎津の町並み。
07| マリア像の夕陽
崎津教会から400mほどのところに、マリア像の夕陽展望デッキがあります。
海を見守るマリア像を照らす夕陽が、心を穏やかにしてくれるという、夕日の名所です。
ただ、マリア像はこのデッキから200mほど離れた岩場に建っているので、夕日を背景にマリア像のシルエットを撮影するには、スマホのカメラでは難しいかもです。
崎津集落
熊本県天草市河浦町崎津
熊本県天草市河浦町崎津
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