「金刀比羅宮(香川県琴平町)」785段の石段と讃岐平野一望の景色!こんぴらさん参り
香川県琴平町、“金刀比羅宮(ことひらぐう)”を参拝しました。(2021.12)
何度か訪れた場所で、懐かしく思い出すスポットがたくさん。
門前町の参道沿いにある、ことひら温泉 御宿 敷島館(おんやど しきしまかん)という旅館に宿泊したので、チェックイン&荷物を置いて、夕食までの時間にのんびりとこんぴらさん参りです。
01| 金刀比羅宮はこんなところ
| アクセスMAP
金刀比羅宮の参道の階段上り口は、善通寺ICから国道319号経由でおよそ7.3㎞、車で13分ほどのところにあります。
JR琴平駅からはおよそ800㎞、徒歩で10分ほど。
| 門前町
讃岐うどんや嫁入りおいりソフト、灸まんなどなど、金毘羅名物のお店が立ち並ぶ門前町を抜けたところから、本宮まで785段の石段がスタートします。
02| 階段登り口~鳥居
石段の上り口。
階段途中の、備前焼の狛犬がある鳥居までは、平場がたくさんあって、左右にお店が立ち並んでいます。
昔ながらの商店や、和モダンなお店が並ぶまち並みが楽しめます。
いつもお土産に購入している船々煎餅!
この看板を見たら「金毘羅船々」の歌を、ついつい口ずさみながら歩いてしまします。
座敷唄だと思っていましたが、もともとは金毘羅参りの中で唄われた道中唄として伝えられているのだそうです。
丸亀うちわ。
レトロな郵便ポストの向こうに、備前焼の狛犬がいる鳥居が建っています。
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03| 備前焼 狛犬~大門
113段。
表参道の途中に大きな鳥居があります。
ここからは、本格的な石段上りが始まる雰囲気。
先ずは大門を目指します。
鳥居の横の狛犬は、備前焼でできています。
鳥居から少し上って振り返ると…。
高いところまで上がったように感じますが、ゴールは先です。
行先を見上げると、階段がまだずっと続いています。
大門が見えてきて、ちょっと元気になりますが、階段は急です!!
365段。
大門に到着!
振り返って、すでに達成感です。
04| 大門~旭社
大門をくぐると、大きな傘の下で加美代飴(かみよあめ)を販売されています。
小さなハンマーで割っていただくべっこう飴。
「五人百姓」と呼ばれる五人の方だけが、金刀比羅宮境内で商売を許されているのだそうです。
大門からは、桜馬場とよばれる石畳の平坦な道が150mほど続きます。
春には桜がとてもきれいなんだそう。
桜馬場を過ぎると、階段と平坦な部分が交互にやってきます。
途中にあるこんぴら狗の銅像。
江戸時代、犬が飼い主の代わりにお参りする風習があって、飼い主を記した木札、初穂料、道中の食費などが入った袋を首にかけた犬が、旅人から旅人へと連れられてお参りしていたのだそう。
神馬がいました。
何度か訪れた場所なので、上りの階段も懐かしく感じながらの道中です。
595段。
628段。
旭社に着きました。
立派な木造建築が印象的な社殿は高さ約18メートル。
40年かかって1837年に竣工したそうです。
05| 旭社~御本宮
652段。
旭社を過ぎると、鳥居の奥の木々が茂る細い道へ進みます。
金毘羅宮へと続く急階段。
ゴールが階段の先に見えて、ラストスパートです。
階段の途中にある鳥居をくぐると、もう一息です!
一番上まで上がって振り返ると…。
急な感じが伝わるでしょうか。
785段。
御本宮。
お正月が近い年末だったからか、正面になだらかな板のスロープが作られていました。
御本宮の前の広場の端に、讃岐平野が一望できる展望台があります。
讃岐富士や、瀬戸大橋まで見渡せるスポット。
御本宮のお隣の、三穂津神社。
旭社までの下りは、上りと違う三穂津神社前の下向道を通ります。
上りほど息切れすることはありませんが、筋肉痛がすでに始まりそうな感じです。
ケガのないように気を付けて進みました。
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