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「岬の分教場(香川県小豆島)」壷井栄の小説二十四の瞳の舞台!明治7年から昭和46年まで使われた木造校舎

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香川県小豆島。
壷井栄さんの映画化された小説「二十四の瞳」の舞台となった、“岬の分教場”を訪れました。(2021.12)
二十四の瞳映画村にあるセットではなく、明治7年に開校して昭和46年に本校に統合されるまで使用されていた、現存する苗羽小学校旧田浦分校校舎です。
当時の雰囲気を体感できる、ずっと残してほしいスポットでした。






01| 岬の分教場はこんなところ


| アクセスMAP


岬の分教場は、土庄(とのしょう)港から国道436号、県道249号線経由でおよそ22.6㎞、車で36分ほどのところにあります。
二十四の瞳映画村からは700mほどで、合わせて巡るのがおススメ




| 駐車場から徒歩1分


県道249号線沿いの駐車場に車を止めて、案内板の誘導通りに細道へ。

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まっすぐ徒歩1分ほどで、岬の分教場の入口がありました。

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02| 内海町指定文化財の建物


広場の奥に木造の校舎が見えました。
1階建てですが、屋根の高い建物です。

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窓のそばにはオリーブの木が。
小豆島では、そこら中に、ふつうにオリーブの木が植えてあって、なんだか穏やかな気持ちになります

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苗羽小学校旧田浦分校校舎は、内海町指定文化財となっているそうです。

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岬の分教場入場料は、大人(中学生以上)240円、小人(小学生)120円です。
二十四の瞳映画村とのセット券も販売されていて、大人(中学生以上)880円、小人(小学生)440円です。
せっかくここまで来たら、ぜひぜひ両方楽しむのがおススメです。
私も二十四の瞳映画村に行った後に訪れました。

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03| 木造校舎の中へ


校舎の中へ!

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靴を脱いで下駄箱へ。
観光客用に新たに設置された靴箱ではなく、意外にも備え付けの木の靴箱を使用します。
スリッパをはいて見学です。

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まっすぐに伸びる木の廊下に沿って、教室が3つ並んでいます。
観光してきたばかりの、“二十四の瞳映画村”にあった校舎と同じでビックリ!!

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| 1・2年教室


一番手前の教室へ。
1・2年の教室です。
二人掛けの木造の机が並んでいます

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室内の照明は、裸電球が教室の中央に1つ
訪れた日はお天気の良い日でしたが、雨の時は十分な照度はなさそうです。

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教室の後ろには絵画が掲示されていました。

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| 3・4年教室


真ん中の、3・4年の教室です。

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先生の机の上に大きなそろばんがあったり、今では珍しい当時の道具などが展示されています。

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教室の後ろには、二十四の瞳の映画のシーンの写真が並んでいました。

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| 5・6年教室


一番奥の5・6年の教室です。
この教室には、机やいすのかわりに、ホワイトボードが並べられていました。

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教室の中央に置かれたホワイトボードや、壁に貼られている大きな紙には、子供たちや教師、教員を目指す方に宛てた、教師・教員OBからのメッセージがびっしりと書かれていました。

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教科書の展示もあります。

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廊下の、教室とは反対側の窓は、上部だけでなく、一番下から開く引き戸になっていました
昔はこんな造りが一般的だったのかなぁ。
人工的に作られた昭和レトロではなく、保存されている当時の建築物を見学できて、素晴らしい経験をさせていただきました。

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岬の分教場
香川県小豆郡小豆島町田浦甲977-1
0879-82-5711
09:00-17:00


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