「二十四の瞳映画村(香川県小豆島)」見る、食べる、買うが充実!昭和の町並みオープンセット
香川県小豆島。
映画『二十四の瞳』のロケ用オープンセットがならぶ、“二十四の瞳映画村”へ。(2021.12)
瀬戸内海を望む約1万平方メートルの敷地に、大正、昭和初期の建物が立ち並んでいて、見る、食べる、買うなど、楽しみ方も充実。
時間があったら、1日かけてじっくりと味わいたい魅力的な場所でした。
この記事の目次
01|二十四の瞳映画村はこんなところ
・アクセスMAP
・駐車場は愛のボラードが目印
02|二十四の瞳映画村と岬の分教場セット券で入場03|キ・ネ・マの庵
04|苗羽小学校 田浦分校
05|ギャラリー松竹座 06|チリリン家
01| 二十四の瞳映画村はこんなところ
| アクセスMAP
二十四の瞳映画村は、土庄(とのしょう)港から国道436号、249号経由ででおよそ23.4㎞、車で約39分のところにあります。
道の駅小豆島オリーブ公園からは12.6㎞、車で20分ほど。
小豆島内には観光スポットが点在しているので、巡りながらだとそんなに遠くは感じない気がします。
| 駐車場は愛のボラードが目印
岬の先端に向かって、海沿いの道を進みます。
海面が防波堤のすぐそばにあって、ドライブだけでも非日常を味わえる場所です。
海沿いに、巨大なボラードがありました。
瀬戸内国際芸術祭2016の「愛のボラード」という作品で、工業デザイナーの清水久和さんが作られたものだそうです。
愛のボラードと道路を挟んで向かい側に、二十四の瞳映画村の駐車場がありました。
映画のフィルムがデザインされた、長~い壁があるところが二十四の瞳映画村です。
50mを超える壁はシネマアートウォールと呼ばれていて、日本映画黄金期の名場面が並んでいます。
02| 二十四の瞳映画村と岬の分教場セット券で入場
二十四の瞳映画村の入口。
こちらで入場券を購入して中へ。
二十四の瞳映画村の入場料は、大人(中学生以上)790円、小学生380円です。
実は、ここから750mのところに、明治35年に建てられた岬の文教場という木造校舎が現存していて、セットの入場券も販売されていたので、セット券を購入しました。
大人(中学生以上)880円、小学生440円です。
中に入ると、中央に橋が架かった水路がある広場。
味わい深い郵便ポスト横の壁にも案内の地図が。
昭和のまちなみを散策しました。
まちなみのほかにも、たくさんの見どころが。
二十四の瞳の像「せんせ あそぼ」です。
こちらは、二十四の瞳天満宮。
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03| キ・ネ・マの庵
キ・ネ・マの庵の壁には、 “恋のダンスパーティ”というタイトルの壁面アートが描かれていました。
絵師が実際にドイツで見てきたダンスパーティを描いたのだそうです。
工夫してステキ写真を撮る、撮影スポット!
キネマの庵の中に入ってみました。
中は、Caféシネマ倶楽部とよばれるカフェ空間でした。
Caféシネマ倶楽部のメニュー。
生姜焼き定食やコロッケ、カレーなどのカフェメニューがいただけます。
ここならではの人気メニューは、“給食セット(910円)”とのこと。
アツアツの揚げパン、しゃばしゃばのカレースープ、冷凍みかん、二十四の瞳オリジナル牛乳のセットです。
私は、学校で給食セットのようなメニューを実際に味わったことはありませんでしたが、「遠い想い出の給食」のコピーのような懐かしい感じは、ばっちりわかりました。
館内には、小豆島で撮影された映画「八日目の蝉」のロケ地などなど、撮影情報が紹介されていました。
八日目の蝉のいろいろなシーンの写真を見ながら。
この場所観光したなぁ~とか思って、すでに懐かしいです。
04| 苗羽小学校 田浦分校
海辺にあるのが、苗羽小学校 田浦分校(のうましょうがっこう たのうらぶんこう)。
明治時代に建てられて昭和46年の閉校まで実際に使用されていた岬の分校を、映画撮影用にこの場所にも建築したものなんだそうです。
岬の分教場は二十四の瞳の舞台となった学校。
目の前には瀬戸内海が広がっています。
長い板張りの廊下に、3つの部屋が並んでいました。
一番手前の教室。
木造の建物も、机や椅子も、照明も、撮影当時の学校にタイムスリップしたようです。
置いてあるカメラや照明などは、映画撮影に使用された機材なんだそう。
二、三、四年と書かれた真ん中の教室には、映画の資料が展示してありました。
廊下の突き当りにあるのは職員室。
撮影用のパネルも置いてありました。
05| ギャラリー松竹座
ギャラリー松竹座の建物です。
扉を開くと、昭和&ポップな色遣いの内装。
昭和30年代の映画全盛期の映画館の雰囲気を再現した タイル張りの館内なんだそうです。
切符売り場(の再現)。
1階にある40席の映画館では、二十四の瞳も上映されているようです。
2階は、書肆海風堂というBook Cafe。
どんな所か気になったので、あがってみました。
うわぁ~素敵。
手前にカフェ空間があって、奥に書籍が並んでいます。
窓辺のカウンター席からは、映画村が一望できます。
ここで一日過ごしたいくらい良い雰囲気!
書籍コーナーには、本のほかにも駐車場の向かいにあった愛のボラードの置物や、俳優さんのブロマイドの販売などもありました。
見るだけでも楽しいです。
05| チリリン家
映画村内には、いくつかのショップがありますが、入り口からすぐのチリリン家さんでショッピングを楽しみました。
オリーブ製品や素麺、つくだ煮など、小豆島ならではの商品が並んでいました。
二十四の瞳オフィシャルショップなので、映画のオリジナルグッズやDVDなども。
小豆島産オリーブの新漬け。
この時期にしか味わうことができない期間限定品で、そのままいただいたりサラダのトッピングにしたりするのだそうです。
珍しい!!
複数のオリーブ農園さんが生産されていて、スタッフの方が塩味具合などの商品の違いを教えてくださいました。
テレビでも紹介されたという、食べるオリーブオイル。
帰りがけにお土産を探すのにぴったりのショップでした。
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