「仁風閣(鳥取県鳥取市)」明治期に建築された木造2階建ての重要文化財!映画のロケ地にも。
11月8日から「西日本周遊ドライブパス」の販売が始まって、中国地方の高速道路が3日間9,300円(普通車)で乗り放題に!
週末に予定のなかった金曜日の夕方、北九州発!鳥取&島根ドライブ旅を急に思い立ち、土日月で決行しました。
初日に、鳥取市内にある明治の木造2階建て建築、“仁風閣(じんぷうかく)”を見学です。(2021.11)
映画のロケ地にもなっている、国の重要文化財にふれました~。
この記事の目次
01|仁風閣はこんなところ
・アクセスMAP
・鳥取城跡に佇む仁風閣
02|仁風閣が建築された扇御殿跡03|仁風閣を見学しました ・1階 ・天井の高い2階
・白いサンルーム ・ロケ地にもなっています
・技あり!らせん階段
01| 仁風閣はこんなところ
| アクセスMAP
仁風閣は、JR鳥取駅からおよそ2㎞、車で6分ほどのところにあります。
| 鳥取城跡に佇む仁風閣
JR鳥取駅から真っすぐに伸びる駅前通りと本通りは、左右に連続するひさしがある大きくて整った道路です。
アイストップとなっている小高い山が鳥取城跡で、山のふもとの扇御殿跡に仁風閣が建てられています。
02| 仁風閣が建築された扇御殿跡
駐車場に車を止めると、すぐ前に仁風閣が建築されている扇御殿跡のゲートが見えました。
訪れたこの日は、偶然にも「関西文化の日」で、仁風閣の入館料が無料となっていました。
関西文化の日は、参加登録した関西2府8県内の美術館、博物館、資料館等が設定した無料開館日で、関西が誇る長い歴史に培われた豊かな文化資源に気軽に接する機会を提供するものなんだそうです。
通常は、一般150円(小中高生は無料)の入館料が必要です。
ゲートを入って右側には、宿泊ができるテントが設置されていました。
最近はやっているグランピングみたいな感じです。
ゲートを入って左側に見えるのは、鳥取城址の石垣です。
石垣は、戦国時代の終わりごろから段階的に築かれ、昭和18年の鳥取大地震で被災したのち、昭和34年から補修に取り組まれているのだそうです。
すごく歴史のある石垣なんですね。
正面に見えるのが、扇御殿跡に建築された仁風閣です。
国の重要文化財に指定され、昭和51年から公開されています。
スポンサーリンク
03| 仁風閣を見学しました
フレンチ・ルネサンス様式の真っ白な建物。
仁風閣の内部を見学です。
| 1階
エントランス。
靴を脱いで上がり、下駄箱に入れて、館内を見学です。
通常は、こちらで入館料を支払います。
パンフレットなどなど。
1階にはいろいろな展示がありました。
| 天井の高い2階
建物の中央付近にある、木造の階段を上がって2階へ。
天井の高さに驚きました。
廊下なのに、まるで広間のようです。
階段正面の高い位置に掲げられた“仁風閣”の額は、東郷平八郎によって書かれたものだそうです。
2階でも、いくつかのお部屋を見学することができます。
こちらは、御寝室。
御座所。
謁見所。
素敵な広間です。
御食堂。
窓から入る優しいあかりが印象的。
| 白いサンルーム
2階の窓際には、サンルームのような空間がありました。
真っ白なステキスポットです。
窓からは、庭園が。
| ロケ地にもなっています
美しい建物は、映画のロケ地としても使用されているそうで、館内で紹介されていました。
作品を見てみたくなりますね~。
| 技あり!らせん階段
木造のらせん階段がありました。
支柱がなく、ささらげたと呼ばれる階段を支える脇板が、支柱のかわりをしているのだそう。
ささらげたは、削ったケヤキの厚板を6枚つないてできていると、説明書きがありました。
2階から見た様子です。
この階段は、現在は実際に使用することはできませんが、木造建築の技術と美しさに感動です。
- 関連記事
-
-
「白兎海岸(鳥取県鳥取市)」因幡の白兎神話の舞台!白兎が渡ってきた島と道の駅があります
-
「鳥取城跡(鳥取県鳥取市)」鳥取市内一望の城跡散策!歴史を感じる石垣も見どころ
-
「仁風閣(鳥取県鳥取市)」明治期に建築された木造2階建ての重要文化財!映画のロケ地にも。
-
「鳥取砂丘(鳥取県鳥取市)」ファットバイク&フォトツアーを大満喫!風紋と砂簾の自然美も。
-
「白兎神社(鳥取県鳥取市)」因幡の白兎神話の縁結びの神様!白兎が体を洗った御身洗池もあります
-
スポンサーリンク