大分県☆九重のおこもり旅館「久織亭」源泉かけ流しの客室温泉とミシュランの夕食を満喫!もう一度泊まりたいリゾート
大分県九重町。
長者原のトライアル温泉郷にある“久織亭(くおりてい)”さんに、3回目の宿泊です。(2021.9)
最近は、過去に宿泊した旅館の中で、もう一度泊まりたい素敵旅館をリピートするのがマイブーム。
自然に囲まれた久織亭さんで過ごす、ゆっくりと流れる非日常の癒し時間。
今回も、好きな時に温泉につかって、ミシュラン掲載のレストランでのお食事を大満喫です!
この記事の目次
01|久織亭はこんなところ
・アクセスMAP
・九重連山を望む自然の中にあります
・久織亭のチェックイン
02|黄蘗(KIHADA)のお部屋
・デッキのある開放的な空間
・源泉かけ流しの客室半露天
03|敷地内の施設
・虎乃湯
・大浴場
・貸し切り風呂
・展望台
04|ミシュラン掲載の夕食05|朝食
01| 久織亭はこんなところ
| アクセスMAP
久織亭さんは、湯布院ICからやまなみハイウェイ(県道11号)経由でおよそ28km、車で36分。
九重ICから県道40号経由でおよそ17km、車で29分ほどのところにあります。
| 九重連山を望む自然の中にあります
県道11号の長者原付近。
九重連山を正面にまっすぐと道路が続く、私が大好きな絶景区間があります。
道路沿いにある看板を目印に曲がると、久織亭さんの敷地に入っていきます。
少し進むと右側に池が。
そして、池の隣に建っている建物が、こはく食堂さんです。
さらに道なりに進み、案内板を目印に坂を上がったところに駐車場とフロントがあります。

こちらがフロント棟。
中には、カウンターと売店が。
実は、久織亭さんはトライアルカンパニーさんが運営されていて、大規模スーパーのイメージ通り、売店のお菓子や夜食などなども品ぞろえが豊富。
ただ、お値段はリゾート価格です。
| 久織亭のチェックイン
久織亭さんの宿泊者は、フロント棟から駐車場をはさんで反対側にある、料亭こはくさんの建物でチェックインを行います。
ちなみに、チェックアウトはフロント棟で行うので、翌朝は間違えないように注意です。
料亭こはくさんのチェックインカウンターは、モダンな空間。
お茶をいただきました。
お食事も、こちらのレストランでいただきます。
02| 黄蘗(KIHADA)のお部屋
久織亭さん3回目の宿泊は、“黄蘗(KIHADA)”というお部屋。
九重の山並みを眺めながら、歩いて離れのお部屋へ向かいます。
道すがら、可愛いお花が咲いていました。
左の法の上に離れが2部屋、右側に2軒続きの離れが3棟建ち並ぶ木立の間。
駐車場以外は舗装されていませんが、自然のままを楽しめるところも好きです。
| デッキのある開放的な空間
エントランス。
扉を開くと、正面にガラス窓があって、右側の奥がリビングになっていました。
天井が高くて明るい、開放的な空間です。
しかも全面床暖房です。
前回宿泊した「縹(はなだ)」と左右が対象になっているような、ほとんど似た造りのお部屋です。
大きなソファーは座り心地も良く、本を読んだりテレビを見たりに良い感じ。
大きなガラス窓の外には、赤松の木々。
その奥は長者原の湿原と九重の山並みです。
デッキに座ってボーッと景色を眺める時間、最高!
“黄蘗(KIHADA)”のお部屋は、前回宿泊の“縹(はなだ)”よりも少しだけ西寄りに建っていて、デッキからの眺めはこのお部屋の方が視界が開けていて気持ちがいいかもですねー。
デッキからもお部屋の半露天風呂につながっていて、間の戸を開けるとさらに視界が広くなる印象です。
お部屋の奥、デッキと反対側はベッドルームです。
二段ほど高くなったベッドルームには、ローベッドが2台。
リビングとは一体的な空間なので、開放感もあります。
ベッドルームに設置してあるクローゼットには、レストランも利用OKの作務衣と寝るとき用の部屋着が入っています。
お部屋には、ドリンクも充実。
リビングとベッドルームを仕切っている棚に、コーヒーや日本茶のセットがありました。
冷蔵庫の中の飲み物も、自由にいただいてOKとのことです。
| 源泉かけ流しの客室半露天
ソファーの横が、客室半露天への入り口。
入ってすぐ右側にお手洗い、正面に長い洗面台がありました。
ここも床暖房が入っています。
洗面台の上にはクレンジングやドライヤーなどなど。
アメニティグッズが入った袋を開くとこんな感じで、いろいろ入っています。
シャワーキャップはありませんが、必要な時はフロントの売店で販売されていますよ~。
洗面台の奥が、源泉かけ流しの半露天風呂です。
気持ちがいい風を感じながら、久住の自然を満喫できるお部屋の温泉。
半露天に入る手前には、シャワーブースがあります。
寒い季節でも、温かい場所でシャワーが使えて、温泉の湯船に水が飛び散る心配もないので、この造りがすごくお気に入り。
シャンプーなど。
アロマの甘い香りに、すごく癒されます。
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03| 敷地内の施設
お部屋で一息ついたら、敷地内の散策へ。
| 虎乃湯
お部屋から少し進むと、木製の滑り台がある広場があって、その奥にいくつかの建物が見えます。
トライアル温泉郷の敷地内にある、もう一つの旅館“虎乃湯”さんです。
同じトライアルカンパニーさんが運営されている旅館で、1泊1,980円(素泊り・会員価格)から宿泊可能な低下価格なお宿。
ハブラシやタオルなど各種アメニティが有料化されているので、自分で用意しないといけないのですが、大浴場や貸し切り風呂は、久織亭宿泊者と同じように無料で何回でも利用できます。
お食事付きのプランもあって、敷地の入り口近くにあったこはく食堂さんや、ミシュラン掲載の料亭こはくさんで夕食や朝食をいただくこともできます。
山歩きの方にも人気の旅館だそうで、「低価格で宿泊して、温泉とお料理を贅沢に満喫」など、自分スタイルのリゾートが楽しめるのが魅力です。
| 大浴場
木製の滑り台がある広場を少し進んだところに大浴場があります。
建物の中央が入口で、左右に男女別に分かれています。
広い内湯と、内湯を通り抜けて出たところにまたまた広い露天風呂があります。
| 貸し切り風呂
大浴場の奥隣りには、貸切風呂が並ぶ建物が。
全部で5つの扉が並んでいて、空いているときは自由に利用できます。
こちらは、「壱」の貸し切り風呂。
扉を開けると脱衣所で、奥の扉の向こう側が温泉です。
脱衣所の入り口にはバスマットが何枚も置いてあって、一組ずつ新しいものを使用できるようになっているのが嬉しいです。
こちらは「五」の貸し切り風呂です。
どの貸し切り風呂も同じような造りで、湯船のデザインが石だったり木だったりと、少しずつ雰囲気が異なっています。
| 展望台
料亭こはくさんの建物の横に、展望台があります。
展望台は前回から引き続き改修中でしたが、ゆるやかなアプローチを上っていくと、360度のパノラマの景色が楽しめました。
いつもと変わらずに立っている三本松。
立派な赤松で、一本は以前に雷が落ちたので緑の葉は見えません。
04| ミシュラン掲載「料亭こはく」の夕食
夕食は、チェックインをした敷地内のレストラン、“料匠こはく”さんで「大分名産豊後牛メインの季節の地物を愉しむ季節の懐石コース」をいただきます。
ミシュランガイド熊本大分2018特別版で紹介されたお食事はいつも美味しくて、すご~く楽しみにしています。
チェックインの時に、お食事のスタート時間を17:30、18:00、18:30の中から選ぶことができました。
17:30、まだ外が明かるいうちにお食事スタートです。
料亭こはくさんのおしながきは、具体的なお料理名ではなく、食材やお料理のイメージだけがふんわりと書かれています。
どんなお料理なのか、想像しながらのお食事も楽しみの一つ。
ドリンクメニュー もあります。
松茸と九重夢ポーク
九重夢ポークと松茸のパイ包みです。
パイを崩すと、バターの香りがふわっと。
コンソメベースのすごくおいしいスープです。
鮮魚
鮮魚は、サーモンとシマアジのカルパッチョでした。
ソースは、トマトとパプリカ。
過去の宿泊時の和のお刺身と違って、今回は洋風です。
新鮮なのはもちろん、いろいろな味が融合してめちゃめちゃ美味しいです。
窓の外には、きれいな夕焼けの景色が。
貝柱と舞茸
見た目のもこだわった一皿は、帆立と舞茸のポワレです。
ビックリするほどカリカリっと焼けた舞茸は絶品。
泡のソースは、蛤のお出汁。
帆立は柔らかくて、大きくて、お出汁がすごく美味しい!!
豊後牛
豊後牛のローストビーフとウニの、間違いない組み合わせ。
翡翠生姜の餡掛けです。
コクがあって癖のないウニ!!
ローストビーフは、柔らかいというか、すごく滑らか。
下には、皮のない茄子が隠れていました。
もう最高!!
合鴨
合鴨の茶そうめん。
「かつおだしなので香りも楽しんで!」と持ってきてくださいました。
茶そうめん自体はお茶の風味。
ほのかに甘いかつおだしは、茶そうめんにも合鴨にも合います。
鴨は、歯ごたえはあるのに、皮も実もかみ切れるやわらかさ。
お出汁も美味しくて、ついつい全部飲んでしまいます。
天然鯛
天然鯛のポワレです。
オマールえびのソースと、白ワインのホワイトソースでいただきます。
オマールえびの風味いっぱいのソースも、優しいホワイトソースも美味しいです。
皮がサックリと焼けた天然鯛は絶妙。
ズワイ蟹
ズワイガニの洋風茶碗蒸し。
今回のお食事は全体的に洋風なメニューが多いですねー。
添えてある蟹味噌を混ぜていただく、個性的な味わいの茶碗蒸しです。
銀杏とゆり根も入っていました。
豊後牛
豊後牛のリブロースステーキです。
柚子胡椒か赤ワインのソースか、好きな方を選べたので、和風の柚子胡椒ソースをチョイス。
盛り付けもおしゃれで、カボチャのソースは川をイメージしているのだそう。
そのほかには、キャロットソースとアワビ、グリーンピースのソースが。
お食事
お食事は十六穀米と赤出汁です。
とろろ、キノコの甘辛煮、茄子の味噌煮も。
甘味
デザートは、抹茶の寒天。
お好みで黒蜜をかけていただきます。
メロンとバニラアイスの組み合わせ!
お食事が輪終わると、外はすっかり暗くなっていて、ライトアップされたレストランがきれいでした。
今回宿泊したのはこちら!
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05| 朝食
2日目の朝。
1日目よりもすっきりと見えるブルーの空が、すごく気持ちがいい朝でした。
遠くには湯けむりが上がる様子も良い景色。
気持ちがいい朝の空気。
朝食も、夕食と同じレストラン“料亭こはく”さんでいただきます。
ドリンクは、カウンターに置いてあるものを自由にいただいてOk。
以前宿泊したときの朝食は、布に包まれたお弁当箱を開いていただくスタイルでしたが、今回は、ガラスのプレートにきれいに盛り付けられていました。
ごはんとお味噌汁。
お漬物。
サラダはドレッシングをかけていただきます。
散らしてあるチーズがアクセントになって美味しいです。
ごはんのお供。
お魚。
出汁巻き玉子とハム。
お大根。
湯豆腐。
食後にコーヒーをいただきました。
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