熊本県☆はげの湯のおこもり宿「たけの蔵」露天から眺める棚田の絶景!自然と地獄蒸し料理を満喫
熊本県阿蘇郡。
わいた温泉郷の中のはげの湯にある、“和楽の里 たけの蔵”さんに宿泊しました。(2021.8)
お部屋や露天から見える棚田の景色や夕焼けが、以前からずーーっと気になっていた旅館です。
土や草に混じるほのかな硫黄の香り、露天風呂からの景色を大満喫。
自宅よりもかなり涼しくて、避暑にぴったりの素敵旅館でした。
この記事の目次
01|たけの蔵はこんなところ ・アクセスMAP ・わいた温泉郷のはげの湯 ・自然材料で作られた建物 02|棚田の名前がついた8室のお部屋 ・108長田(ながだん) ・客室露天「石工の湯」 03|大浴場 ・内湯 ・露天風呂 04|夕食 ・建具も見どころのお食事処 ・飲み物のメニュー ・13品の通常プラン 05|朝食
01|たけの蔵はこんなところ ・アクセスMAP ・わいた温泉郷のはげの湯 ・自然材料で作られた建物 02|棚田の名前がついた8室のお部屋 ・108長田(ながだん) ・客室露天「石工の湯」 03|大浴場 ・内湯 ・露天風呂 04|夕食 ・建具も見どころのお食事処 ・飲み物のメニュー ・13品の通常プラン 05|朝食
01| たけの蔵はこんなところ
| アクセスMAP
“和楽の里 たけの蔵”さんへは、九重ICから国道387号経由でファームロードへ。
およそ20㎞、30分のドライブです。
| わいた温泉郷のはげの湯
わいた温泉郷はげの湯にある、“和楽の里 たけの蔵”さん。
涌蓋山に向かう上り坂の途中で、右側にある看板を目印に敷地へ曲がります。
はげの湯は、涌蓋(わいた)山の麓に広がるわいた温泉郷の6つの湯処(ゆどころ)のひとつ。
わいた温泉郷の、はげの湯、岳の湯、守護陣温泉、鈴ヶ谷温泉、麻生釣温泉、地獄谷温泉は、それぞれに景色や泉質も個性豊かな湯処なんだそうです。
温泉蒸気で作る蒸し料理が人気の温泉地で、すごい勢いで蒸気が噴出している光景も見ることができます。
敷地に曲がって少し進んだところに、たけの蔵さんの建物がありました。
建物の前に、絶えず蒸気がでている蒸し窯がありました。
| 自然材料で作られた建物
たけの蔵さんのエントランスです。
看板もおしゃれですねー。
引き戸の奥は広めの土間で、靴を脱いで建物の中へ。
上がってすぐ左側がフロントで、フロントの奥隣りにお食事処の入口がありました。
木の温もりを感じる、自然の材料で作られた建物。
廊下は松材を使用していて、壁材は珪藻土なんだそう。
上がってすぐ右側にはラウンジスペース。
冬季には、蒸気を利用した瓶炬燵になるんだそう。
館内に売店はありませんが、手づくりアイスクリームが販売されていました。
2018年に発行された、ミシュランガイド熊本・大分特別版2018に掲載されているお宿。
特別版は、継続調査を行わず毎年の改訂版が発行されないミシュランガイドのことなんだそう。
02| 棚田の名前がついた8室のお部屋
たけの蔵さんのお部屋は8室。
うち5室には客室露天がついています。
現在は蜜を避けるため、6室で運営されているとのことでした。
それぞれに、以前この場所にあった棚田の名前が付けられているのだそうです。
スタッフの方の案内でお部屋へ。
8室のお部屋は離れではなく、フロントからL字型に曲がって奥に続く廊下に沿って並んでいます。
売店はありませんが、廊下の途中に飲み物の自動販売機がありました。
| 108長田(ながだん)
今回宿泊するのは、108号室の長田(ながだん)というお部屋。
開放感とユニークなミニ露天のある、6畳の和室です。
扉を開けてすぐのところは、廊下から続く木の床の、広めの空間。
左側にかなり広いお手洗いがあって、右側にクローゼットと洗面台が並んでいました。
ミニ冷蔵庫の上の棚には、お茶セット。
クローゼットの中には、浴衣とタオル、アメニティがありました。
アメニティセット。
ふすまの奥は6畳の和室。
たけの蔵さんには、6畳(ミニ露天付2部屋)、7.5畳(檜風呂付2部屋)、8畳(温泉なし3部屋)、13畳(檜風呂付1部屋)のお部屋があります。
一番小さなお部屋なのですが、畳1枚のサイズが大きめで広縁もあるのでゆったりと感じる居心地のいい空間です。
自然素材をふんだんに使ったたけの蔵さん。
お部屋にも、大工さんの工夫があるそうです。
ふすまの下に設けられた段差は風のとおり道とのこと。
お布団を収納しているので、素材も桐材なんだそうです。
窓の外には、ブルーの空と棚田。
露天風呂があるのも棚田の横です。
実は、ここからの景色を楽しみに、この旅館の、このお部屋を予約したのです!
しかも、この時期は、緑の稲が風に吹かれて、気持ちが良くて、きっと素敵なタイミングなはず。
窓の外。
大きく育っているはずの稲が…?
スタッフの方にお尋ねすると、人手不足で、今年初めて稲づくりを行わなかったとのこと。
それは残念~。
でも、二番穂が育っていて、夏の棚田の雰囲気は楽しめました!
十分癒されます~(* ´ ▽ ` *)
(二番穂とは 稲刈り後の株から再び成長して出穂した穂のこと)
お茶とお茶菓子を出してくださいました。
旅館にチェックインして、ホット落ち着く時間です。
そして!
お部屋に浴衣は準備してくださっているのですが、女性には嬉しい選べる色浴衣。
好きな柄の浴衣を選ぶことができるサービスです。
| 客室露天「石工の湯」
広縁の端にある2重扉から階段を2段ほど下りて、楽しみにしていた客室露天へ。
シャワーの横には、ボディーソープやシャンプーなど。
桶や椅子もあって、洗い場も快適に利用できます。
肥後の石工の技術の高さは有名で、この石工の湯もその技術で作られたものなんだそうです。
8月なのに暑さを感じないくらいの、避暑にぴったりの場所。
お湯の温度も、暑くなくぬるくもなく、気温にちょうど良い感じで、長湯もできるくらい気持ちがいいです。
絶えずお湯が湧き出ています。
草と土に混じってほのかに硫黄が香る、自然と一体になれるかのような夏のひと時。
板に頭をあずけて、湯けむりを眺めながら、湯船でゆっくりと流れる時間を満喫。
あ~、来てよかった~(´∀`*)
夕方。
もう、この露天、最高!!
翌朝の風景。
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03| 大浴場
廊下の途中から、一度外に出て大浴場へ。
たけの蔵さんには2つの内湯と2つの露天があって、23時に男女が入れ替わります。
| 内湯
内湯は、石風呂と桶風呂の2種類。
| 露天風呂
日よけの屋根がついた、気持ちがいい露天風呂でした。
04| 夕食
| 建具も見どころのお食事処
18:00。
夕食は、フロント横にあるお食事処でいただきます。
庄屋さんの材料で作られたというお食事処。
高い天井には、たくさんの梁が組まれていて、思わず見上げてしまいます。
掘りごたつ式の大きなテーブル。
| 飲み物のメニュー
夕食時の、飲み物メニューです。
| 13品の通常プラン
13品の通常プランの夕食をいただきました。
山の幸にこだわった懐石料理で、馬刺しや鶏の地獄蒸しが楽しめます。
先付
トマトやナスなど、季節の野菜も入っていて、かなりのボリューム。
中央には夏らしい寒天が入っていました。
小鉢
刺身
馬刺し、舌の燻製、湯葉です。
吸物
柚子の香りのお吸い物です。
湯葉、じゅん菜、生麩、貝割れなど、食感が異なる具材が楽しいです。
強物
鶏の地獄蒸しです。
ひな鳥を1羽丸ごと温泉の蒸気で蒸しているそうです。
はげの湯温泉では、取りの地獄蒸しがいただける旅館は多いのですが、甘酢餡とあられをかけてあるのは、たけの蔵さんのオリジナルとのことでした。
スタッフの方がきれいに取り分けてくださいました。
ふんわり食感は、やっぱり地獄蒸しならではの味わいです!
甘酢餡といっても、酸っぱさが際立つものではなく、お出汁にお酢の風味でさっぱりとした餡という印象のお味です。
焼物
鮎の塩焼きです。
ふわっふわに焼き上がっていて、塩加減もちょうど良い感じです。
揚物
蓮根のはさみ揚げ、麩、オクラ、ヤングコーンです。
お食事
ごはんと、とろろ。
たけの蔵さんでいただけるのは、お部屋の前の棚田で採れたお米なんだそう。
今年は稲をつくられませんでしたが、お食事のご飯は昨年収穫したお米とのことでした。
美味しいです!!
デザート
メロンプリンとスイカでした。
スイーツは別腹ですが、もう、メチャメチャお腹いっぱい。
05| 朝食
朝食も、夕食と同じお食事処でいただきました。
ごはんとお味噌汁は、テーブルに準備してくださっていました。
たけの蔵さんで採れたごはん。
お味噌汁。
なめこ、しめじ、お豆腐、ワカメが入っていました。
ごはんのお供。
生卵です。
ご飯にかけていただきました。
焼魚。
表面の塩加減がいい感じです。
お豆腐です。
トロトロで、絶品。
温泉の蒸気で蒸したキャベツです。
オイル系の甘酢餡がかけてあって、メチャメチャ美味しいです。
お土産に、温泉の蒸気で作った卵をいただきました!!
お塩もつけてくださっていました。
自由にいただいてOKのコーヒー。
デロンギのマシーンで、まろやかで美味しいコーヒーでした。
Rakutenサイト▶和楽の里 たけの蔵
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