「白水ダム(大分県竹田市)」日本一美しいダム!工事中の景観も味わい深かったです
大分県竹田市の山中にある“白水(はくすい)ダム”。
インターネットで「日本一美しいダム」と検索したら表示されるこのダムを、以前から実際に見てみたいと思っていました。
近くを訪れたので、このタイミングだ!と行ってみたら、工事中。
でも!
日頃見ることのできない風景を楽しめました。(2021.3)
01| 「白水ダム」へのアクセス
大野川の白水留池にある“白水ダム”。
“白水ダム”は、右岸側からと左岸側からとで、それぞれ趣の異なる景観を楽しむことができます。
滝を上から見下ろす右岸側からの景観に対し、左岸側は滝の下から仰ぎ見るシチュエーション。
どちらの景観も魅力的ですが、右岸側と左岸側の行き来には、数キロの距離があるようで、簡単に両岸からの景色を楽しめる場所ではないようです。
今回は、迫力ある滝の流れを楽しみたいと、左岸側を目指しました。
左岸側には、トイレ施設のある駐車場があるので、カーナビにセットして進みました。
駐車場に到着するまでの道は、滝の少し手前から下り坂になります。
とても高い法に挟まれた珍しい道路を過ぎると、すぐのところに駐車場がありました。
02| 日本一美しい「白水ダム」
| 工事中の「白水ダム」
駐車場から滝まではすぐです。
なんだか様子が…と思ったら、滝の手前の道沿いに工事看板が設置してありました。
2018年の10月下旬から溜池内土砂掘削作業を行っているそうで、2022年6月上旬までは工事中とのこと。
| 越流停止中の貴重な景観
昨年末の2020年12月1日から越流を停止していて、越流停止期間は2021年5月下旬までの予定でした。
…ということは、今日は水が流れ落ちる様子を見ることができない???
と思いながら滝へ目を向けました。
嬉しいことに。
滝に向かって右側の4分の1ほどの幅の部分だけ、白いしぶきをあげて水が!
流線型のダムの面にまとわりつくかのように、一面に細かい白波を立てて流れ落ちる水。
こんな風に、均一に白い水しぶきを立たせるなんてスゴイ!!
この日はダム幅の一部だけでしたが、全幅に流れ落ちる様子を想像すると、確かにきれいだろうなぁ~と思います。
「日本一美しいダム」といわれるのにも納得。
事前に調べて訪れなかったおかげで(?)、水が流れていない部分も見ることができました。
これはこれで、貴重な景観。
苔むしたダムの表面や、右岸側に見える石の階段は、幻想的にも見えます。
1938年(昭和13年)に作られたというダムの歴史と味わい深さを垣間見ることができた気分です。
| 国の重要文化財に指定されている「白水ダム」
白水ダム
【右岸】
大分県竹田市大字次倉3732-2、3732-5
【左岸】
大分県竹田市荻町鴫田6225-3、6225-4
【右岸】
大分県竹田市大字次倉3732-2、3732-5
【左岸】
大分県竹田市荻町鴫田6225-3、6225-4
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