「四半的射場(宮崎県日南市)」飫肥城下町で無形文化財の四半的を体験!全てのサイズが四半
四半的射場
宮崎県日南市。
九州3泊4日ドライブ旅の途中、数年ぶりに、日南の中央部にある城下町“飫肥(おび)”を訪れました。(2020.11)
お目当ての一つは、飫肥発祥といわれている“四半的”の体験です。
見た目は似ていても弓道とは弓矢も放ち方もベツモノ。
武将たちに娯楽競技として親しまれていた“四半的”を、久しぶりに楽しみました。
01| 四半的射場と名前の由来
飫肥城跡の大手門近く。
観光駐車場の脇に、“四半的射場”があります。
“四半的”は、もともと南九州の武将たちの間で、酒宴の席などでの余興として行われていたものなんだそう。
市の無形文化財として登録されています。
的まで四間半(8.2m)、弓と矢は四尺五寸(137㎝)、的は四寸五分(13.6㎝)で、全て四半なのでそう呼ばれるようになったとのとです。
02| 四半的体験の対象年齢と料金
まずは受付で利用料金をお支払い。
体験できるのは小学校4年生以上、10歳くらいからです。
大人310円、中高生210円で10射体験できます。
未経験者でも、スタッフの方が教えてくださるので大丈夫!
03| 四半的体験をしました!
射場へ。
的から四間半(8.2m)のところに、畳が敷いてあります。
靴を脱いで畳の上へ。
さっそく弓を握ってチャレンジです。
見た目は弓道に似ている四半的ですが、実は弓道とは違う点がたくさん。
まず、弓道よりも矢の長さがかなり長く、1.5倍くらいの長さです。
矢は使う弓と同じ四尺五寸(137㎝)なのが特徴。
弓の引き方も全然違っているので、実は弓道経験者の私も教えていただきました!
弓に矢をつがえたら、左手で弓をグッと押し、右手は弦を握って引きます。
狙いは弦の後ろから右目で見て、矢の先が的の位置になるように定めます。
矢が長いので、ゆらゆら揺れないようにゆっくりと引きました。
そして、的に当たると横においてある太鼓を「どどぉーん」とたたいて、かなりいい気分にしてくれるのが嬉しいポイント!!
飫肥を訪れたら、ぜひぜひ体験したいですねー。
四半的射場
宮崎県日南市飫肥九丁目1
【小学4年生以上体験可能】
◆料金(10射)
大人310円、中高生210円
◆受付
9:30-16:00
宮崎県日南市飫肥九丁目1
【小学4年生以上体験可能】
◆料金(10射)
大人310円、中高生210円
◆受付
9:30-16:00
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