大分県☆九重町の旅館「久織亭」ミシュラン掲載!美食と癒しの大自然リゾート
長者原温泉 トライアル温泉郷 久織亭
大分県九重町。
“阿蘇くじゅう国立公園”内にある旅館、“長者原温泉 トライアル温泉郷 久織亭(くおりてい)”さんに宿泊しました。(2020.9)
ミシュランガイド「熊本・大分2018特別版」にも掲載された、別荘スタイルの戸建てが8棟建ち並ぶ、全て天然の源泉掛け流しの半露天がついた旅館です。
素敵なお部屋と温泉、地元食材にこだわった美味しいお食事、大自然の中でリゾート気分を満喫できました。
この記事の目次
01| 阿蘇くじゅう国立公園”内にある“久織亭” 02| 三俣山を仰ぐ半露天付きのお部屋“山葵” 03| 敷地内散策“貸切風呂”と“杉の台展望広場polaris” 04| 夕日の絶景!地元食材たっぷりの夕食 05| “料匠KOHAKU”の朝食
01| 阿蘇くじゅう国立公園”内にある“久織亭” 02| 三俣山を仰ぐ半露天付きのお部屋“山葵” 03| 敷地内散策“貸切風呂”と“杉の台展望広場polaris” 04| 夕日の絶景!地元食材たっぷりの夕食 05| “料匠KOHAKU”の朝食
01| 阿蘇くじゅう国立公園”内にある“久織亭”
阿蘇くじゅう国立公園”内にある“久織亭”さん。
大自然の中、まっすぐな道をドライブする途中、看板を目印に側道へ。
“トライアル温泉郷”という珍しい名前の温泉地。
実は、ディスカウントストアの事業を展開されている株式会社トライアルカンパニーによる、温泉リゾート事業で開業された旅館なんだそうです。
広大な敷地内には、1泊1,980円から素泊まりで利用できる旅館“虎の湯”や、地元の食材を使ったメニューが揃う健康食レストラン“こはく食堂”などの施設もあります。
側道に入って少ししたところに、“こはく食堂”さんがありました。
道なりにしばらく進むと、フロント棟が見える駐車場に到着します。
木々に囲まれた、リゾートチックな建物がフロント棟です。
フロント棟は、同じ敷地内にある旅館“虎の湯”さんと共有している施設です。
建物の中央は反対側へ抜ける通路があって、そこからの景色がすでにステキ。
中に入ると、正面奥にカウンターが。
左右の壁際には、お土産屋お菓子などの商品が並んでいます。
豊富すぎる品ぞろえは、まさしく“トライアル”!
思わず大人買いしてしまいそうですが、お値段はリゾート地価格です。
スタッフの方の説明によると、“久織亭”の宿泊者のチェックイン手続きは、駐車場を挟んだ反対側にあるレストラン“料匠KOHAKU”で行っているんだそう。
チェックアウトの時のみ、こちらのフロントを利用するとのことでした。
こちらが、お食事会場にもなっている“料匠KOHAKU”さん。
中に入って、レストランの受付になっているモダンな空間で手続きです。
カウンターで説明を聞いて、敷地内の地図とお部屋の鍵を受け取って、各自でお部屋へ移動です。
02| 三俣山を仰ぐ半露天付きのお部屋“山葵”
“料匠KOHAKU”さんからのんびり坂を下って、宿泊棟が並ぶ林の方へ。
間もなく、左右に並ぶ宿泊するお部屋が見えてきます。
木々に囲まれた、自然を満喫できそうな場所です。
今回宿泊するのは、“山葵(さわび)”というお部屋。
81㎡の、メゾネットタイプのお部屋です。
扉を開くと、廊下の左に洗面所など、突き当りの右側にリビングが。

まずはリビングから!
扉を開くと、四角い窓から、九重の景色を額縁で切り取ったような景色が飛び込んできました。
このお部屋を予約した理由の一つが、この大きな明るい窓と景色で、期待通りです。
右奥には、1段高くなったところに寝室。
メゾネットの2階がある場所で、天井が少し低くなった、落ち着きのある寝室空間です。
2階に上がってみます。
琉球畳の和室。
ここに布団を敷いて、3、4人で宿泊することもできます。
階段の途中から見わたすと、天井の高いゆったりとしたリビングに、大きな窓、広い半露天が一度に目に入り、リゾート気分を盛り上げてくれます。
お部屋のすぐよこにある半露天。
いつでも入りたいときに、すぐ温泉につかれる、温泉好きにはぴったりの、すごく便利なお部屋です。
一度廊下に出て、洗面所から半露天のほうへ。
清潔感のある洗面台。
アメニティは、一人分ずつ袋に入れておいてありました。
洗面所と半露天の間にはシャワールームがあります。
湯舟とシャワールームが別になっているのは、嬉しいポイント。
湯船にシャワーの水がはねて入らないので、気持ちよく利用できます。
そして、もともと半露天なので寒い季節でも入りやすいのですが、露天だと屋外で寒さを我慢してシャワーを浴びなければならない場合もあるので、内湯かシャワールームがあるのは、これから冬にかけての旅館選びのポイントですねー。
シャンプーなどなど。
半露天はもちろん源泉かけ流し。
全国的にも珍しい“炭酸水素泉”で、長者原ならではの自慢の泉質なんだそう。
自然の景色を眺めながらの温泉、至福のひと時です。
お部屋の冷蔵庫の中に入っているドリンクや、お茶、コーヒーなどは自由にいただくことができます。
クローゼットには、部屋着と作務衣が用意してありました。
ちなみにWi-Fiもつながります。
03| 敷地内散策“杉の台展望広場polaris”と“貸切風呂”
大自然や、居心地のいいお部屋、温泉、お食事、おもてなしなどなど、“見渡す限りの癒し”がコンセプトの “久織亭”さん。
広大な敷地を散策です。
林の中の小道を歩いていくと、木製遊具のある広場が見えてきます。
その奥にあるのが“大浴場”。
大浴場は、同じ敷地内にある旅館“虎乃湯”さんのための施設ですが、“久織亭”宿泊者も無料で利用できるそうです。
大浴場からさらに進んだところに、“貸し切り風呂(家族風呂)”がありました。
こちらも15:00から23:00の間、自由に利用できます。
5つある“貸し切り風呂”は、同じ様な形状ですが、少しずつテイストが異なっているので、空いていたら好みのところを探してみるものいいかもです。
ちなみに、こちらは貸し切り風呂“壱”。
石で作られた湯舟です。
貸し切り風呂“参”。
ヒノキ。
貸し切り風呂“四”。
岩風呂です。
今度は、“料匠KOHAKU”さんの横にある、ゆるやかな丘を上ったとことにある展望台へ。
“杉の台展望広場polaris”からは、九重の美しい山並みが見渡せます。
ちょうど夕焼けが始まった時間帯。
遠くの山と雲が、赤く染まっていく様子がきれいです。
立派な松の木があるなぁ~と思ってみていると、案内板に“三本松”と紹介されていました。
04| 夕日の絶景!“料匠KOHAKU”の夕食
夕食は、チェックイン手続きを行ったレストラン、“料匠KOHAKU”さんでいただきます。
日が傾いて涼しくなってきた緑の中を、レストランまでお散歩。
建物の中はガラス張りで、明るい気持ちがいい空間。
モダンなオープンキッチンがあるレストランです。
窓際に並んだテーブルの一つに案内してくださいました。

“杉の台展望広場polaris”の向こう側に沈みゆく夕日が、すごくきれい。
お食事は、“大分名産豊後牛メインの季節の地のものを楽しむ季節の懐石コース”です。
テーブルの上に「夜のおもてなし」と書かれた“おしながき”がありました。
今までに見たことがない、ユーモラスな内容にビックリ。
コース内容が、ふんわりとした感じの雰囲気だけで記されています。
これも“料匠KOHAKU”さんのお料理の楽しみ方なんだとか。
たしかに、どんなお料理が出てくるのか楽しみになります。
飲み物のメニューです
すぐにお食事スタートです。
おいも
大分のブランド芋“かんたくん”を使ったすり流しです。
黒コショウとタピオカが入っていて面白い!!
紅葉
木の器に、秋の訪れをイメージするような盛り付け。
久保田農園の大根、かぼすヒラメのお寿司、ミノムシをイメージした箕揚げ、翡翠銀杏、合鴨のロース、獅子唐の肉詰め、栗。
こだわりの食材がたくさん使われた一皿です。
小鉢には、キノコのお浸し。
久保田農園の大根には、お味噌をつけていただきました。
名残
お造りは、大分のかぼす鰤と鯛。
豊後牛
豊後牛のビーフシチューです。
焼きナスのピューレ、バルサミコソースが添えてあります。
きれいに盛られたお野菜は、全て大分産の野菜なんだそう。
地域の食材を使った、大分ならではメニューが豊富ですねー。
ビーフシチューは、お箸で簡単に、ほろほろっと。
窓から見える夕焼け。
雲を照らす光がすごくいい雰囲気。
とろろ
山掛けのはったい麺です。
大麦のはったい粉を使った麺で、見た目はお蕎麦ですが、食感はお素麺みたい。
茗荷、海苔、粗く刻んだ山芋が添えてあります。
混ぜていただくと、食感も風味も素敵な、珍しい一品。
上にのっているのは、ヤマメの柚庵焼きです。
海と山
さわらのウニ焼きと焼きマツタケ!!
おしながきにある通り、海と山のものが一緒に盛り付けられていました。
秋を感じる一皿ですねー。
お塩でいただくマツタケ、香ばしい~。
さわらのウニは、焼いてあって凝縮されたのか、濃厚です。
夕食をいただいている間に外もすっかり暗くなって、オープンキッチンの雰囲気もしっとり大人のお洒落な印象に。
さっぱり
おしながきの“さっぱり”は、鱧の南蛮漬けでした。
冠
最後のお食事は、“土鍋の鰻ご飯”。
ここにきて豪華でボリューミィーなお食事、おなか一杯に限りなく近い状況でしたが、美味しくてペロリでした。
甘さが抑えてあって、かなり食べやすいです。
ウナギは脂がのってジューシーですが、さっぱり。
お味噌汁は、“豆腐となめこのお味噌汁”。
甘味
“甘酒を使ったアイス”と、“シャインマスカット”に、ブドウのジュレが添えてあります。
食後にはちょうど良い、気持ちがいいデザートでした。
おやつ
デザートの後に、のもう一つおやつが登場しました。
昔から作られている抹茶どら焼きだそう。
抹茶記事のどら焼き。
ミントの風味で、白いソースはゴマの味です。
かなりおなかいっぱい、地域の食材をふんだんに使った、こだわりの、美味しいお食事でした。
05| “料匠KOHAKU”の朝食
朝食も、夕食と同じレストラン“料匠KOHAKU”でいただきます。
レストランに到着すると、夕食の時と同じテーブルに案内してくださいました。
朝の景色も素敵。
飲み物は、オープンキッチンのカウンターにおいてあるものの中から、お好みで自由にいただくことができます。
テーブルにはお食事の用意が。
中央には布に包まれたお弁当。
「何が出てくるのかな」とワクワクする演出です。
2段に分かれたお弁当の中は、ご飯のお供になるお惣菜。
温かいお料理も運んでくださって、お食事スタートです。
“料匠KOHAKU”さんで今年使われているお米は、地元の農家の方が作っているコシヒカリとのこと。
いつもはミルキークイーンを使用されているそうなのですが、今年は災害などの事情で変更されているそうです。
スタッフの方が、「水がいいからとても美味しく炊けるんですよ」とおっしゃっていました。
お味噌汁
サラダ
太刀魚
ベーコン
がんもどき
湯豆腐
多すぎず少なすぎず、おなか一杯に。
ヘルシーで美味しい朝食でした。
ほかのお部屋にも、また泊まってみたいです!
【じゃらんで予約】
【じゃらんスペシャルウィーク】大分名産豊後牛メインの季節の地のものを楽しむ季節の懐石コース
部屋タイプ【離れ】半露天風呂付のお部屋 山葵(WASABI)
チェックイン1500:-18:00
チェックアウト11:00
Rakutenサイト▶長者原温泉 トライアル温泉郷 久織亭
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長者原温泉 トライアル温泉郷 久織亭
大分県玖珠郡九重町大字田野255-30
0973-73-0065
大分県玖珠郡九重町大字田野255-30
0973-73-0065
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