FC2ブログ

「宮下商店(熊本県天草市)」崎津に行ったら味わいたい!名物“杉ようかん”

津崎名物杉ようかん

天草の旅の途中、世界文化遺産に登録されて1周年の“崎津集落”を訪れました。
そこで出会ったのが、津崎名物“杉ようかん”
寛政二年、崎津に漂着した琉球王朝の使節船から作り方を伝授された“杉ようかん”を、崎津集落にある“宮下商店”さんでいただきました。(2020.02)

0596-01.jpg




海上に柱を立てた“かけ”と呼ばれる作業場や、密集した民間の間の“トウヤ”と呼ばれる細い通路がある景観が、世界文化遺産となった“崎津集落”
“かけ”の様子は、対岸の岬から見るとよくわかります。

0596-02.jpg


崎津集落の中心部にある、分かれ道の角に“宮下商店”さんがあります。

0596-03.jpg


“宮下商店”さんを左に曲がる道は、崎津教会がある通りで、観光車両は進入禁止になっています。

0596-04.jpg

0596-05.jpg


“宮下商店”さんを右に曲がると、“崎津諏訪神社”があります。

0596-06.jpg

0596-07.jpg



宮下商店さんの杉ようかん

“宮下商店”さんの前に置いてあった“杉ようかん”と書かれた看板が気になって、お店へ。
杉のようかん??!

0596-09.jpg


杉ようかんの“杉”
“宮下商店”さんの店頭に、“杉ようかん”が並べて置いてありました。
名前のとおり、ディスプレイだけでなく、“ようかん”の包装の中にも杉が入っています。
お店の方のうかがうと、杉が添えてあるのは、香りづけだけでなく、防腐剤の効果があるからとのことでした。

0596-10.jpg


杉ようかんの由来
店内のテーブルでいただけるそうで、ランチしたばかりだったので、1つを半分こでいただくことに。
包丁でカットしてくださった上に、お茶まで入れてくださって、ありがとうございました。
“杉ようかん”の由来も話してくださいました。
琉球王朝中山王の使節船が鹿児島に向かった際、台風で漂流したところを崎津の地元の人々に助けられたそう。
使節一行はお礼に杉ようかんの作り方を伝授し、この地域だけで作られているとのことでした。

0596-11.jpg


うるち米で作られた杉ようかん
杉ようかんは、“ようかん”という名前ですが、一般にイメージするようかんとは異なり、ピンクのラインが入った、うるち米で作られた餡入りのお餅です。
柔らかいお餅なので、ラップなどで包んで持たないと、乾くと指先がカピカピに!!
餡の程よい甘さに、散策の疲れが癒されます~(´∀`*)

0596-12.jpg

他では味わえない、崎津の味。
崎津を訪れた時はぜひ!!


宮下商店
熊本県天草市河浦町﨑津591
0969-79-0007
09:30-21:0021
不定休


関連記事

スポンサーリンク

宮下商店杉ようかん崎津集落熊本やよいカフェ天草観光世界文化遺産天草グルメ崎津名物熊本観光

0 Comments

Add your comment