大分県☆湯布院の旅館「草庵秋桜」三戸岡悦治氏によるのレトロモダンなグルメ宿
湯布院 草庵秋桜
大分県由布市にある、“草庵秋桜”さんに、久しぶりに宿泊です。(2020.1)
2017年に、三戸岡悦治さんのトータルデザインで全館リニューアルされた、全12室。
湯布院の中心地“湯の坪街道”からすぐのところにある“草庵秋桜”さんは、散策にも便利です。
すてきなお部屋に、美味しいお料理を楽しみに時々うかがっている旅館ですが、旅行予約サイトで10,000円クーポンをゲットしたので、この機会に再びです。
湯の坪街道沿いにある“由布院フローラルビレッジ”から曲がってすぐのところにある、“草庵秋桜”さん。
今冬は暖かく、建物越しに見える由布岳は、この日久しぶりに冠雪したそうです。
雪化粧をした由布岳、やっぱり雰囲気があります。
門をくぐって、本館の玄関に向かいます。
玄関を入ると、奥に伸びる畳の廊下。
入口のすぐ横には、お正月の額が飾ってありました。
すぐ左側にフロント。
右側の壁際にある棚の中には、すてきなお土産がディスプレイされています。
ロビーラウンジ
エントランスのすぐ右側。
水戸岡氏デザインのクラッシックモダンなロビーラウンジです。
好きなソファーに座って、チェックイン手続きとウエルカムドリンクをいただきます。
組み子細工の照明。
ウエルカムドリンクは数種類から選ぶことができたので、スパークリングワイン アスティ(右)に!
お部屋
チェックインが終わり、お部屋に案内してくださいました。
今回のお部屋は、本館2階にある“なでしこ”です。
畳の廊下を奥に半分ほど進んだところにある階段を上って2階へ。
階段を上がった廊下にも畳が。
“なでしこ”は、階段を上がってすぐのところでした。
扉もおしゃれ~。
扉を開けて中に入ると、正面の引き戸の奥が居間になっていました。
居間の右側に寝室。
オリジナルデザインのビーズクッションは、座り心地がいい感じ。
くつろげます。
二間続きのゆったりとしたお部屋です。
居間の端には、木のデスク。
浴衣も、三戸岡悦治さん柄(?)で素敵ですね~。
お部屋で、お茶菓子にいただいたのは玄米饅頭です。
もっちり、甘さ控えめも、美味しいお饅頭。
お部屋の入口を入ってすぐ右側は、洗面台でした。
アロマの香りのアメニティ。
いい香りぃ~。
あぁ~癒される~。
暖簾の奥には、シャワーブースがありました。
今回は旅館の温泉を利用しましたが、すごく使いやすそうなシャワーブースです。
温泉
夕食までの明るい間に温泉へ。
1階の廊下に降りて、玄関と反対の方向に進み、突き当りの扉を出ると、正面右側に大浴場があります。
左側が女性、右の奥が男性用の浴場です。
正面左側にかかっている2つの暖簾が家族湯です。
“草庵秋桜”さんの家族湯は、内湯も露天もあってのんびりできるので、まずはこちらに。
内湯です。
露天。
塀の上に由布岳を見ることもできるので、明るいうちに一度は入りたいですね~。
お食事(夕)
“草庵秋桜”さんのお食事は、お部屋食だったり、個室お食事処だったりといろいろなプランがありますが、今回予約したプランはレストラン食。
4回目の宿泊で初めてのレストラン食なので、どんな感じか楽しみです。
時間になるとお部屋に電話連絡をくださるので、レストランのある建物へ。
レストランに続く廊下にはバーカウンターもありました。
なんと!!
こちらのレストランで、一組だけの貸し切りでした。
組み子細工の照明が、ガラスに映って明かりが浮いているよう。
テーブルに置いてあったお品書き。
年が明けて間もないので、お食事のテーマは“新春”です。
お品書きとは別に、ドリンクのメニューも。
宿泊プランのサービスドリンク
プランのドリンクは、ビール、アスティ、オレンジジュース、かぼすジュースの4種類からお好みでいただくことができました。
大分イメージで、かぼすジュースに。
先付
自然芋、法蓮草、渡り蟹、土佐酢ジュレ
なめこ、ほうれん草、えのき茸、むかごの上に、自然薯が。
柔らかいお味の、お出汁がおいしいです。
渡り蟹!!
美味しぃ~(*≧∪≦)
吸物
甘鯛椀、冬野菜
ふわふわの甘鯛に、とろみのあるお吸い物。
いろいろな冬野菜に柚子の香りが混ざって、これまた美味しすぎます。
向
旬のお造り
鯛と関アジのお造り。
お口直しの、かぼすのゼリーがさっぱりで美味しい!
お品書きにはありませんが、琉球(りゅうきゅう)もいただきました。
カンパチ、鰆、太刀魚の琉球で、ごまペーストベースの出汁であえてあります。
ほどよく脂がのっていて、ゴマだれと合わさって、おいしぃ~。
強肴
冬の恵
“草庵秋桜”さんといえば、季節を感じるこちらのお料理です。
昨年(2019年)の4月に料理長さんが変わったそうなのですが、変わらず素敵な盛り付け!!
日々、お客さんに喜ばれるお料理を考えられているそうで、バージョンアップもあるかもとおっしゃっていました。
ごぼう豆腐、こんにゃくと怒田の酢味噌和え、春菊とセリのクルミ和えです。
マイタケ、銀杏、ワカサギの天ぷら。
温物
里芋万十
焼物
鰆味噌柚庵焼
鰆の柚子味噌焼きに、まるじゅう、蕪の柚子酢漬け、人参饅頭が添えられています。
こんなにおいしいお魚がいただけるとは!!
湯呑の柄も“秋桜”。
合肴
豊後牛と白菜
白菜の上に、すくい豆腐と雲丹を包んだ豊後牛です。
トロリとまろやかな口当たりの豊後牛!
箸休
香母酢水
かぼすのシャーベットに、かぼすの皮を散らしてあります。
さっぱり気持ちがいいシャーベットで、かき氷くらいたっぷりいただきたいほど。
鍋
豊の軍鶏鍋
食事
自家米ぞうすい、香の物
豊の軍鶏鍋を雑炊にしてくださいます。
甘未
旬の果物、芋餅
果物はラフランス&あやねという新しいオレンジです。
とりぉ~り芋餅の周りにはきな粉。
お食事(朝)
朝食も、夕食と同じレストランでいただきます。
気持ちがいい朝の冷えた空気の中を、レストランへ。
レストランのある建物の入口です。
夕食の時に通った、同じ廊下の突き当りがレストラン。
通路の右側には、個室お食事処とキッズルームがあります。
お子様連れでも、飽きずにお食事が楽しめますねー。
明るいレストランも素敵です。
お食事スタート。
サラダは、すべて由布の野菜を使っているそう。
上に散らしてあるチーズも珍しくて美味しいです。
お釜で炊いてくださったお米。
もちもちで間違いなくおいしい!
お味噌汁。
具だくさんの白みそ仕立て。
大分産の寒ブリです。
かぼすor大根おろしでいただきます。
皮までパリパリで全部いただけます。
皮と身の間に脂がのって美味しい!
うま味と塩加減がいい感じ。
あま豆腐です。
烏賊しんじょうが入っていました。
茶碗蒸しには、お餅。
ご飯をお替りして、たまごかけに!
汲み出しチーズのフロマージュブラン。
見た目はヨーグルトですが、目をつぶっていただくとチーズ風味。
朝は、ロビーでコーヒーサービスがありました。
美味しいお食事をいただいて、お腹いっぱいです。
いつ訪れても美味しいお料理と、レトロモダンの居心地の良い空間が待っていてくれる素敵旅館でした。
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ラ・クーポン10,000+34,000=4,4000[円/二人・朝夕]税込
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