「岩国城(山口県)」天守閣から望む!錦川と錦帯橋の絶景
錦川を望む岩国城
錦川を望む標高約200メートルの城山、“岩国城”へ。(2019.10)
1608年に築城されましたが、7年後の「一国一城制」により取り壊された歴史を持っています。
1962年(昭和37年)に再建されたとき、もともとの天守閣跡から、市内を眺望できる東側へ約50メートル位置を変えて現在の姿になったそう。
錦帯橋から見える岩国城ロープウェイと、徒歩で岩国城天守閣を目指します。
吉香公園
錦帯橋を渡り、岩国城ロープウェイまで“吉香公園”を散策です。
旧山口県立岩国高等学校の跡地に造られた“吉香公園”は、日本歴史公園百選に選ばれています。
噴水
虹が出ることもある中央付近の噴水。
実験橋
噴水の近くに小さな木の橋があります。
錦帯橋の橋板と橋板の継目から橋の構造部分への雨水等の漏水を防止するため、橋板の継目の形状と継目を埋めるシーリング材を実験するための橋なんだそう。
旧目加田住宅
“旧目加田住宅”は、国指定の重要文化財に指定されている、中級武家屋敷の遺構。
自由に見学ができます。
岩国シロヘビの館
ロープウェイ乗り場の目の前まで歩くと、“岩国シロヘビの館”が。
シロヘビの館は有料ですが、館の裏手にまわると、鵜飼いの鵜がくつろぐ姿が見られますよー。
岩国城ロープウェイ
“吉香公園”を抜けると、駐車場の奥に“岩国美術館”が見えます。
すぐお隣にあるのが“岩国城ロープウェイ山麓駅”。
ロープウェイの利用料金は、大人(往復)560円(片道)330で、子供(往復)260円(片道)150円です。
今回は、錦帯橋、岩国城ロープウェイ、岩国城のセット券(大人970円、子供460円)で、巡りました。
ロープウェイ乗り場は階段を上ったところ。
山頂駅まではおよそ3分です。
動き出すとすぐに、眼下に岩国のまちなみが広がります。
錦帯橋も見えました。
***岩国城ロープウェイ***
9:00-17:00
毎時00、15、30、45分に発車
(臨時便運行時は4分間隔で発車)
岩国城までの散策
岩国城ロープウェイ山頂駅から岩国城までは歩いて10分ほど。
岩国城に向かって右側に山道、左側に舗装された道の2つのルートが並行しています。
山道の入り口をのぞいてみるとこんな感じ。
舗装された道は、緩いのぼり坂が岩国城まで続いていました。
歩きやすい舗装ルートをチョイスです。
緑色の電柱が道に沿って並んでいるのが印象的でした。
大釣井(おおつるい)
しばらく進むと左側に少し下る階段がありました。
柵で囲ってある“大釣井”は、築城と同時に作られたもの。
武器や弾薬の収納庫で、脱出路の入り口もあったと伝えられているそうです。
天守台跡
大釣井を過ぎて道なりに少し進むと、石垣が見えてきます。
岩国城天守閣を現在の位置に移動させる前の天守閣跡の石垣で、当時の石積み技術のままに修復されたものだそうです。
岩国城天守閣
ここを右に曲がると、岩国城天守閣。
石垣に沿って坂道を上がると、本丸広場の向こう側に“岩国城天守閣”が見えました。
早速入城です。
館内は撮影OK。
1階には、刀や瓦などの貴重な文化財が展示されていました。
階段は右側通行。
2階には錦帯橋の模型も。
3階には、全国のお城の写真があり、行ったことがあるお城を探したりと楽しめます。
4階からの眺望。
雨予報でしたが、まだ降りださずに、遠くまでの景色を楽しめました。
床には、岩国の昔の地図の展示。
社会見学の小学生が、自分の家を探して盛り上がっていました。
休憩所
上から見る“本丸跡”。
左下にある建物は“休憩所”です。
おもしろパーク
“おもしろパーク”と呼ばれる山頂駅前広場まで戻ると、中央に“からくり時計”があります。
毎時15、35、55分に岩国にゆかりのある音楽が流れます。
近くにいた小学生が一緒に歌っていてかわいかったです。
帰りもロープウェイからの景色を楽しみました。
***岩国城***
山口県岩国市横山三丁目
0827-41-1477
09:00-16:45
(入館は16:30まで)
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