「錦帯橋(山口県岩国市)」山口の観光名所!日本三大名橋の5径間木造アーチ橋
岩国市の錦帯橋
何度か訪れたことがある、山口県岩国市の“錦帯橋”。
諸説ありますが、“錦帯橋”は、東京都中央区の“日本橋”、眼長崎県長崎市の“鏡橋”と並んで“日本三大名橋(知名度が高い3つの橋)”といわれています。
定期的に実施されている“錦帯橋健全度調査”がテレビで紹介されていたのを見て、改めてもう一度じっくり見学したくなり、再び訪れました。(2019.10)
錦帯橋下河原駐車場
錦帯橋の町側入り口横にある、“錦帯橋下河原駐車場”に車を止めて散策スタート。
広い“錦帯橋下河原駐車場”は、橋上から見るとこんな感じです。
橋の下から眺める錦帯橋
先ずは、美しい“5径間木造アーチ橋”を下から見学です。
橋長は193.3m、幅5mの橋です。
錦帯橋の成り立ち
出水により流失と再建を繰り返し、そのたびに技術を受け継いでこられました。
1950年(昭和25年)、276年ぶりに台風により再び流失したとき、地元の粘り強い交渉によって、近代的な橋ではなく一部改良して木造での再建が決定したそうです。
2001年(平成13年)に「平成の架替」が行われ、現在の姿に。
錦帯橋入橋券
橋のたもとで“錦帯橋入橋券(往復のみ)”を購入します。
大人(中学生以上)310円、小学生150円。
セット券
錦帯橋入橋券とロープウェイ(往復)、岩国城がセットになった“セット券”もあるので、今回はセット券で散策することに。
大人(中学生以上)円970、小学生460円です。
いよいよ橋へ。
コンクリートの橋と違い、木造の橋を歩く感覚が心地よく伝わります。
アーチ部分の斜めになっている個所は階段状になっていますが、踏み面は水平でなく斜めになっているので、特に濡れているときなどは滑らないようい注意が必要です。
アーチの上部は平ですが、景色に気を取られると、うっかり階段と平面との境目を見としてしまいそうにΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
橋上からの景観
橋の上から上流側を眺めると、静かな流れの中で釣りを楽しんでいる方が。
ところどころで魚が跳ねている様子も見えました。
良い感じの雰囲気。
下流側は、上流側とは違った雰囲気で、河床の段差部分では水しぶきが上がっている個所も。
サギが、じーっと動かない姿も可愛かったです。
橋の途中で町側を振り返ると、 商店や飲食店などが並んでいる景色が見えました。
山側の風景。
右側の山の上に、“岩国城”が見えます。
少し左に目を向けると、“ロープウェイ”。
槍倒し(やりこかし)松
山側入り口にむかってさらに進むと、橋のたもとに松の木が見えてきます。
“槍倒し松”と呼ばれる松。
江戸時代、大名行列が他藩の城下を通るときは、槍を倒すのが礼儀となっていたそうです。
槍を倒さずに通る大藩が、槍を倒さなければ通れないように松を植えたとのこと。
錦帯橋健全度調査
テレビで紹介されていた“錦帯橋健全度調査”が、錦帯橋の山側入り口横にあるソフトクリーム屋さんの店頭モニターで流れていました。
5年に1度行われている調査は、今年8月5日から5日間で実施されました。
学校法人早稲田大学理工学術院総合研究所の協力で、「振動測定」や「たわみ測定」などを実施。
“重石役”として、参加したのが、岩国高等学校の130人の生徒さんなんだそう。
今回初めて、通行規制時(10分×数回)に錦川の渡し舟を運行し、橋の下からの眺めも楽しめたとのことです。
***錦帯橋***
山口県岩国市岩国
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