「白馬八方尾根トレッキング(長野県白馬村)」アルプスが八方池にうつりこむ絶景!!
白馬八方尾根トレッキング
長野県、白馬の八方尾根にできた自然の池“八方池”に、アルプスのやまなみがうつりこむ絶景を見たくて、長野を旅しました。(2019.8)
前日までの大雨が嘘のようなトレッキング日和。
登山初心者でも楽しめる八方池までの往復なので、念のため直前にネットで購入した“トレッキングポール”(岩場が多いのであると便利)と、飲み物を入れたリュック、クッションの良いスニーカー、帽子と長袖Tシャツで、登山の装備無しでのんびりと。
八方アルペンラインのゴンドラ乗り場の近くに、数ヶ所の駐車場があります。
早い時間帯からたくさんの車が…近くから順に満車になります。
八方アルペンライン
アルペンラインは、八方ゴンドラ「アダム」(8min)、アルペンクワッドリフト(7min)、グラードクワットリフト(5min)の3つからなっています。
標高770mの八方駅から、標高1,830mの八方池山荘まで、総延長3,445m、標高差1,060mを結んでいます。
往復利用で大人2,900円、小学生1,750円。
八方ゴンドラ「アダム」
先ずは、八方駅で八方ゴンドラ「アダム」に乗り込み、8分で標高1,400mのうさぎ平まで。
先が見えない急勾配をスイスイ進みます。
6人乗りゴンドラの速度は4m/s。
あっという間に白馬のまちが見渡せるほどに。
前日までしばらく続いていた大雨…山頂が晴れていますように!
ゴンドラの終点近くに、牛が放牧されていました。
のどか~(*´v`)
アルペンクワッドリフト
うさぎ平に到着すると、80m先にある″アルペンリフト”でさらに上を目指します。
標高1,680mまで、7分の空の散歩。
アルペンクワッドリフト乗り場。
白馬八方尾根で見られる高山植物の写真が展示してあります。
リフトに乗っている間にもたくさん咲いているそう。
乗り場の中で、“八方尾根花散歩”という週刊紙(200円)が販売されていました。
今、八方尾根で咲いている花々が紹介されていて、散策しながら楽しめるそうなのでゲット!
行きに買っておけばよかったと、帰りがけに購入される方も多いとのことなので、トレッキング前の購入がお勧めです。
黒菱平に到着。
写真撮影グッズが置いてありました~。
こちらの白い額縁、実はA4サイズくらい。
グラードクワットリフト
グラードリフト乗り場まで100m。
鎌池湿原を進みます。
グラードリフトでは、5分で標高1,830mの八方池山荘まで上がります。
この日の天気は晴/曇で、午前中の降水確率は10%。
1,680mの地点で、気温は17度を指していました。
リフトから、八方尾根が見えてくると八方アルペンラインもゴールです。
尾根伝いに八方池までのトレッキング、楽しみ!
白馬八方尾根トレッキング
八方池山荘に到着。
いよいよトレッキングスタートです。
たくさんの方が、尾根沿いの道を進んでいるのが見えます。
雲が流れて、青空になったり、曇り空になったり…山の上の天気は刻々と変化していました。
登り始めると間もなく霧が。
気温は高くないのですが、歩くと暑くなるので、霧の中がとても気持ちがよくて快適!!
少し進むと道が2つに分かれています。
尾根のごつごつ岩場を上っていく右のルートと、歩きやすく整備された木道の左のルート。
ここでは、右のルートで自然のトレッキングを満喫することに。
偶然一緒になった、ばっちり装備の登山グループの最後尾について進みました。
思ったよりもゆっくりペース。
前に誰もいないと、もっと速いスピードで進んでしまって、すぐに疲れてしまうところだったと思います。
出会えてラッキーでした。
石神井ケルン
霧の中、ほとんどの人が石神井ケルン(標高1,974m)を素通りする中、写真だけ!!
石神井ケルンからもうしばらく進むと、お手洗いの建物があります。
周囲に椅子もあるので、ここで少し休憩。
息(やすむ)ケルン(第2ケルン)
さっきまでの霧が嘘のように、突然目の前が開けると、アルプスの山々が広がりました!!
標高2,005mの息ケルンです。
山々にまとわりついた雲が、剥がれていくように流れます。
雄大な山々の晴れ間を眺めながら先へ。
息ケルンから八方ケルンまでは、ごつごつ岩の斜面を進みます。
八方ケルン
標高2,035mの八方ケルンに到着。
来た道を振り返ると、またまた霧に包まれていました。
ここから最後の山道です。
一番上まで登りきると、八方池が見えるそう。
自然とスピードがUP。
岩の斜面を登りきると、遠くに池が見えました。
八方池
標高2,060mの八方池までは、なだらかな山道を進みます。
八方池を見渡せるところにある第三ケルン。
周囲を歩いて回れるほどの大きさの池です。
実は、八方池の先にも、唐松岳(2,696m)までの登山道が続いています。
八方池から先は、登山用の装備をして進む上級者用なんだそう。
それでも多くの登山グループが唐松岳山頂を目指していました。
池の周囲には、親水デッキなども作られていました。
雲の晴れ間を待って、デッキの方へ。
水の中に、サンショウウオがたくさんいました!!
山がだんだん見え始めました。
待つこと30分。
その間にも曇ったり少し晴れたりを繰り返し、アルプスの山々が八方池にうつりこむタイミングが!
この絶景を楽しみに、たくさんの方がこの場所に。
一度見たら、また山歩きしたくなる景色でした。
-下り-
もと来た道を。
振り返ると、また雲がおりてきていました。
刻々と変わる景色も魅力ですねー。
息(やすむ)ケルンまで下って来た時、また雲の晴れ間が!!
たくさんの人が足を止めて記念撮影をしていました。
しばらく景色を楽しんで、息ケルンを後に。
息ケルンを過ぎると分かれ道です。
行きはごつごつ岩の尾根伝いを進みましたが、帰りは歩きやすい木道を。
ここでは左側通行、確かに歩きやすくて気持ちがいいハイキングみたいです。
横には水の流れも。
水の流れは遠く白馬のまちまで続いていて、大きな川になっているのが見えました。
うさぎ平
行きには立ち寄りませんでしたが、うさぎ平にはテラスやレストラン、お土産ショップなどがある建物がたっています。
帰りがけにゆっくり~。
軽井沢のPrimoさんというレストラン。
ナイロンパーカーなどの登山グッズやお菓子などなどのショップ。
スタッフの方におすすめのお土産を教えていただきました。
ポイントは、リンゴ、わさび、木の実、雷鳥なんだそう。
ハクバ・マウンテン・ビーチ。
2019年7月26日から10月27までオープンしている、山のビーチリゾートをイメージした屋上施設です。
真っ白なビーチにサウナや小型プールなどなど、サングラスがあった方がいいかもです。
うさぎ平テラスです。
テラスのすぐ横からはパラグライダーがたくさん飛び立っていました。
お土産を抱えてゴンドラに乗り込みます。
行きの時よりお天気に!
ゴンドラの八方駅にもショップがあります。
ここも充実の品揃え。
八方尾根トレッキングの途中で出会った植物(の一部)。
週刊紙のおかげで楽しめました~。
***白馬観光開発㈱ 八方営業所(ゴンドラ乗り場)***
長野県北安曇郡白馬村大字北城4258
0261-72-3280
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