「サンドイッチ型城下町(大分県杵築市)」北台と南台の武家屋敷と坂の散策
杵築のサンドイッチ型城下町
杵築城がある大分県杵築市。
城下町は、日本唯一の”サンドイッチ型城下町”と言われ、北台と南台の武家屋敷の谷間に、商人の町がある特殊な地形になっています。
南台にある駐車場に車を止めて、南台武家屋敷、塩屋の坂、酢屋の坂、北台武家屋敷などなどを散策しました。(2019.7)
南台武家屋敷散策
城下町には、散策マップが所々に設置してあって、わかりやすいです。
南台武家屋敷の土壁のまちなみです。
石積+生垣の通りもあって、まちなみの連続性に配慮して、昔ながらの景観を守っているんだなあと感じます。
側溝です。
石が並べられている下に暗渠があって、ところどころに穴をあけて排水を行っています。
景観を守る工夫ですねー。
しばらく歩くと、塩屋の坂に続く通りに。
この先の塩屋の坂を下った向こう側に、酢屋の坂が見えます。
展望台
酢屋の坂が向こう側に見えだしたところに、“きつき城下町資料館”と“展望台”の入り口がありました。
門を入ってまっすぐ歩いた左手にあるのが“きつき城下町資料館”(有料)です。
その先に進み、階段を上がった突き当りに、“展望台”があります。
展望台からの景色!
八坂川の河口に架かる橋と、杵築城が見えました。
中根邸
展望台から元の通りにもどると、すぐお隣に無料で公開されている“中根邸”がありました。
“家老丁”と呼ばれた通りで、藩の重鎮たちのお屋敷が並んでいたそうです。
1860年代に建てられたお屋敷です。
お庭もきれいにお手入れされていました。
塩屋の坂&酢屋の坂
いよいよ“塩屋の坂”を下ります。
CMなどでも見かける、素敵な坂の景色です。
北台と南台の谷間に幹線道路が通っていて、沿線には商店など建ち並んでいます。
“酢屋の坂”を上ります。
梅雨明け前の蒸し暑い日、すでにちょっとぐったり気味~。
坂を上って振り返った景色です。
北台武家屋敷
北台武家屋敷の土塀のまちなみ。
能見邸と台の茶屋
有料の観覧施設もありますが、こちらの“能見邸”は観覧料無料。
スタッフの方が、武家屋敷の中を案内してくださいます。
欄間の波のモチーフは火除けの守り、うさぎのモチーフは子孫繁栄や跳躍をあらわすそうです。
「波うさぎ」は縁起物の図柄として用いられていたそう。
こちらは縁側の“まわり戸”。
“能見邸”さんの奥のお部屋では、“台の茶屋”というカフェが営業されています。
杵築産のハウスみかんを皮まで丸ごと使った“まるごとみかんのかき氷”が絶品でした!!
冷たいもの休憩にぴったりの、素敵なお店です。
***台の茶屋***
くわしくはこちら↓↓↓↓↓↓
商人の町と飴屋の坂
駐車場への帰り道は、上った“酢屋の坂”を下り、幹線道路沿いの商人の町を歩きました。
下ってきた“塩屋の坂”ではなく、駐車場に近い”飴屋の坂”を北台へ上ります。
そこから少し歩くと、モダンな杵築市図書館の横にある駐車場に到着です。
***杵築城下町***
大分県杵築市
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