「台の茶屋(大分県杵築市)」北台武家屋敷“能見邸”でいただく絶品“まるごとみかんのかき氷”
北台武家屋敷の“台の茶屋”
大分県杵築市のサンドイッチ型城下町。
土塀が並ぶ北台のまちなみの一角に、観覧料無料の武家屋敷“能見邸”さんがあります。
絶品“まるごとみかんのかき氷”
“能見邸”さんの中で営業されている“台の茶屋”さんでいただいた、“まるごとみかんのかき氷”が絶品でした!!(2019.7)
杵築のまちは、南北にある高台に武家屋敷が立ち並び、その間の谷間に商人の町がある、日本唯一の“サンドイッチ型城下町”と言われています。
“台の茶屋”さんへは、酢屋の坂を上った北台武家屋敷へ。
酢屋の坂を上ってすぐ右手の通り。
土塀が続く北台武家屋敷のまちなみです。
大原邸のお隣にあるのが能見邸。
観覧料無料の武家屋敷跡です。
梅雨がまだ明けていないのに夏を感じる、30度を超える蒸し暑い日、城下町の散策を始めたばかりなのに、すでにぐったり。
“氷”の字を見つけて、思わず引き込まれました。
“能見邸”は、平成20年から2年間行われた、およそ7,000万円の大規模改修で幕末期の建築当時の姿がよみがえったそうです。
かき氷に惹かれてうかがったのですが、中に入るとスタッフの方が魅力の詰まったお屋敷の中を案内してくださり、思いがけず素敵な経験ができました!
“台の茶屋”さんは、“能見邸”の奥のお部屋で営業されています。
入り口には七夕飾り。
短冊にお願い事を書いてよいそうです。
入ってすぐのお部屋の欄間です。
波のモチーフは火除けの守り、うさぎのモチーフは子孫繁栄や跳躍をあらわすそうです。
「波うさぎ」は縁起物の図柄として用いられていたそう。
奥のお部屋のお琴は、自由に奏でることができます。
“さくら”の楽譜も置いてありました。
こちらは縁側の“まわり戸”。
戸袋から雨戸を出して、実際に角をまわる様子を見せてくださいました。
さらに奥のお部屋に、“台の茶屋”さんの案内がありました。
暖簾をくぐったところに、カフェスペースが。
壁に設置されている奥行きの小さい棚は、刀などを置くためのものだったそうです。
カフェスペースの奥には売店スペース。
売店の一角に、“きつき七島藺(しっとうい)”で作られた工芸品コーナーがりました。
七島藺は、い草とは異なり、杵築特産の植物なんだそうです。
さらに奥に進むと、建築当時の台所が。
天井が高く、改修工事の際には壁材なども当時のものを同じように作られたんだそうです。
カフェ入り口のお隣にあるお座敷も、お好みでカフェ利用して良いそうです。
“台の茶屋”さんのかき氷のベーシックなメニューは、練乳いちご、練乳きなこ、練乳抹茶の3種類(600円)。
それとは別に、杵築産のハウスみかんを皮まで丸ごと使った“まるごとみかんのかき氷”があります。
スタッフの方にお尋ねすると、練乳抹茶も人気ですが、みかんのかき氷は地元のミカンを使っているのでやっぱり人気とのこと。
ほかにも、武家屋敷の雰囲気にぴったりの甘味メニューがあります。
迷わずオーダーした“まるごとみかんのかき氷”。
柑橘系のさっぱりした甘さが、シャリっとした氷と相性ピッタリ!!
めちゃめちゃおいしいです。
果物をしっかりと感じる味わい、お勧めです。
あ~思い出したらまた食べたい!
***台の茶屋***
大分県杵築市大字杵築208-1
0978-62-0330
【能見邸】09:00-17:00
(入館16:30まで)
水、12/29-1/3休み
観覧料無料
【台の茶屋】10:00-16:00
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