北九州発!東北の旅[おすすめコース3泊4日]宮城・山形・岩手の観光地巡り
宮城、山形、岩手を巡るおすすめ旅
東北3県の観光地を巡る3泊4日の旅。
訪れたかった観光スポットをレンタカーで観光。
九州では見たことがないさくらんぼ狩りを楽しんだり、大正時代の木造建築旅館に泊まったり、世界遺産や国宝にふれたり、何度かは山道ハイキングもあり、楽しく健康的な4日間を過ごしました。
東北の魅力をぎゅっと詰めた4日間、大満喫です!
【travel schedule 1日目】
10:15福岡空港発-(ANA1275)-12:00仙台空港着
12:33仙台空港-(仙台空港線)-13:01仙台駅
レンタカーで移動
仙台宮城IC-(東北自動車道)-(山形自動車道)-寒河江IC
・渡邉観光櫻桃園[山形県寒河江市]
・銀山温泉街散策[山形県尾花沢市]
宿泊「能登屋旅館」
【travel schedule 2日目】
レンタカーで観光
・銀山温泉街散策
・宝珠山立石寺(山寺)[山形県山形市]
・道の駅「天童」[山形県天童市]
・御釜[宮城県蔵王]
・こまくさ平[宮城県蔵王]
宿泊「秋保温泉 伝承千年の宿 佐勘」
【travel schedule 3日目】
レンタカーで観光
・スーパーさいち
仙台南IC-(東北自動車道)-平泉前沢IC
・中尊寺[岩手県平泉町]
平泉前沢IC-(東北自動車道)-(仙台北部道路)-(三陸自動車道)-松島海岸IC
・松島観光(瑞巌寺)
・仙台東照宮[仙台市青葉区]
・AER展望テラス
宿泊「ホテルメトロポリタン仙台イースト」
【travel schedule 4日目】
るーぷる仙台(循環バス)で観光
・瑞鳳殿[仙台市青葉区]
・仙台城[仙台市青葉区]
・仙台市内散策[仙台市青葉区]
16:20仙台空港発-(JAL3538)-18:20福岡空港着
1日目
福岡空港から仙台空港へ。
JR仙台駅までは電車で移動です。
仙台駅でレンタカーを借りて、先ずは山形方面へ。
予約しているさくらんぼ狩りまで時間がないので、仙台名物を車中でいただきました。
ずんだもち。
えんがわ押し寿司。
渡邉観光櫻桃園
山形県寒河江市近くになると、どこを見てもさくらんぼ畑の景色が広がります。
山形県のさくらんぼ生産量は、全国生産量の7割を占めているそうです。
14:30にネットで事前予約して、山形県寒河江市(さがえし)にある渡邉観光櫻桃園 さんで“さくらんぼ狩り”初体験!!
観光用の農園内に、道路のすぐ横から植えられているさくらんぼの木はおよそ100本。
紅さやか、ナポレオン、佐藤錦の品種が40分間食べ放題です。
さくらんぼが鈴なり!
***渡邉観光櫻桃園***
山形県寒河江市西根下堰552−1
090-2987-6073
詳しくはこちら↓↓↓↓↓↓
銀山温泉街
山形県尾花沢市の銀山温泉。
銀山川沿いに、大正から昭和初期に建てられた木造の建物が残る、昔ながらの景観を楽しむことができる温泉街です。
銀山温泉の名前は、かつて銀山があったことに由来しているそう。
足湯もありました。
古仙閣さん。
壁面に掲げられているのは鏝絵なんだそう。
“伊豆の華”というカフェでひとやすみ。
スィーツやお蕎麦などの軽食などなど、お勧めメニューがたくさん。
蕎麦ソフトがとても気になって入店です。
店内も素敵!
そばの実のカリッとしたアクセントが効いた、そば風味のソフトクリーム。
軽くてあっという間にペロリ。
すごく美味しい!
日暮れにいっせいにあかりが灯ると、昼間とはまた違う美しいまちなみが浮かび上がります。
「おしん」のロケ地として知られる銀山温泉。
ドラマに出てくるこけしは、こちらのこけしやさんの“こけし”なんだそうです。
銀山温泉街を流れる銀山川を上流に進むと、滝がありました。
白銀の滝と呼ばれる、落差20mほどの滝です。
滝の手前には、銀山の疎水坑がありました。
大部分は手彫りでほられていて、現在は途中で崩落していますが、当時は1,000以上の長さがあったそうです。
地域の名物、“くぢら餅”はお土産にしちゃいました。
***銀山温泉街***
山形県尾花沢市
詳しくはこちら↓↓↓↓↓↓
宿泊「能登屋旅館」
大正時代の建築当時の姿を残す“能登屋旅館”さんは、国の重要文化財指定されている、全15室の旅館です。
東北の旅の直前に、銀山温泉も巡りたくなってネットの旅行予約サイトを検索してみましたが、やっぱり近い日程はほぼ満室。
それでもあきらめきれずに、旅館に直接電話でお尋ねすると、予約変更があったところで1部屋だけなら予約可能とのこと。
今回のお部屋、別館山側客室はリニューアルされていて、天井が高く清潔感のあるお部屋。
快適に過ごせる和室です。
館内には、川が眺められる談話室もあります。
どこも素敵。
貸切風呂も2箇所。
1箇所目は開業当時から湯元として使用されていたそう。
もう一つの貸切風呂は、80段以上の階段を上ったところにある展望風呂です。
自然に囲まれた癒しのお風呂!
***能登屋旅館***
山形県尾花沢市大字銀山新畑446
0237-28-2327
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2日目
宝珠山立石寺(山寺)
山形県山形市の“宝珠山 立石寺(りっしゃくじ)”、通称“山寺”へ。
切り立った岩山に作られた山寺の“奥の院”を目指して1015段の石段を上ります。
観光案内などには、往復で1時間半ほどと記載がありましたが、頑張って片道20分程度で山頂へ。
松尾芭蕉が訪れた山寺を、時を経て私も歩きました!
見上げると、想像通り、ずーっと続く石段。
急な石段が続く様子が、写真で伝わるでしょうか。
山門から420段。
ゴールまで半分弱のところ。
ついに見たかった“せみ塚”に到着です!
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」。
五大堂。
五大堂からの景色は圧巻です。
奥の院。
つ・い・に。
到着です。
山を下ったところにいくつかあるお茶屋さんのひとつで、“さくらんぼソフトクリーム”です。
あと1か月くらい後からは、上にさくらんぼが乗るそうなのですが、いまは果汁のみとのこと。
確かに、さくらんぼの風味が。
ご当地ソフトクリーム、美味しいです。
***宝珠山 立石寺(山寺)***
山形県山形市山寺4456-1
023-695-2843
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道の駅天童温泉
1日目に行った渡邉観光櫻桃園から車で20分ちょっとのところにある、“道の駅天童”。
産直市場があります。
将棋の駒の生産で知られている町です。
さくらんぼ!!
さくらんぼ関連の商品もたくさん。
将棋の駒をモチーフにしたお菓子です。
中央上段にある、将棋の駒の形をしたべっこう飴がかなり気になりました。
ひとつづつ違う駒が入っていて、楽しそう!
***道の駅「天童温泉」***
山形県天童市鍬ノ町
023-651-2002
御釜
宮城県刈田郡蔵王町と柴田郡川崎町の境界付近にある“御釜”を訪れました。
“五色沼(ごしきぬま)”とも呼ばれる御釜は、直径およそ330mの火口湖で、強酸性のため生物は生息していないそうです。
エメラルドグリーンの湖面が太陽に煌めく、美しい景観が人気の観光スポット!
御釜展望台から見える、お釜(五色沼)や美しく連なる山々。
流れる雲の影がエメラルドグリーンの湖面に映る姿からも、自然の雄大さを実感。
御釜の景色に感動して、すっかり忘れていましたが、実はかなり寒いです(*>□<*)
まちなかは暑いくらいだったのですが、1,600mを超える標高ではさすがに気温が低いです。
雪が解けずに残っているのも納得。
訪れる時は、羽織るものがあった方が良いと思います。
蔵王レストハウスの2階にある、レストラン“御釜茶屋”。
人気メニュー、蔵王釜カツ丼セット(1,200円)です。
御釜(五色沼)をイメージして、お釜を器に盛りつけられたカツ丼はボリュームも満点!!
味付けもちょうど良い濃さの、美味しいカツ丼です。
***御釜***
宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有林内
詳しくはこちら↓↓↓↓↓↓
こまくさ平
宮城県の蔵王ドライブ。
蔵王エコーラインを“御釜”から仙台方面に向かう途中、“こまくさ平”の展望所がありました。
“不帰の滝”が流れ落ちる様子や、ごつごつした火山の岩肌が雄大な景観が楽しめます!
***蔵王国定公園 こまくさ平***
宮城県刈田郡蔵王町
詳しくはこちら↓↓↓↓↓↓
宿泊「伝承千年の宿 佐勘」
宮城県仙台市の秋保温泉へ。
秋保温泉は、仙台市の都心部から車で30分の距離にあってアクセスも便利。
宮城県の鳴子温泉、福島県の飯坂温泉とともに奥州三名泉の一つとして知られています。
江戸時代初頭には伊達政宗公の湯浴み御殿として栄えた旅館だそう。
山翠館最上階の6階。
壁一面がガラス張りで、デッキにも出ることができる明るいお部屋です。
佐勘さんの朝食バイキング会場は、楽しい志向でかなりステキ。
目の前でセミオーダーで作ってくださるお料理がすごくたくさんです。
そして!
“佐勘”さんの朝食と言えば、人気のクロワッサン。
朝食バイキングではなかなか見られない、想像以上に大なサイズのクロワッサンです。
中がしっとり、バターの風味が強い、すごく美味しいクロワッサン。
人気なのも納得のお品でした。
また食べたい!
***伝承千年の宿 佐勘***
宮城県仙台市太白区秋保町湯元字薬師28
022-398-2233
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3日目
スーパーさいち
仙台に住んでいる複数の知人が口をそろえて、「秋保温泉に行くなら、“スーパーさいち”のおはぎをぜひ食べて!!」と。
行ってビックリ( ゚Д゚)!!
棚いっぱいに陳列された“おはぎ”。
写真には写っていませんが、陳列待ちの“おはぎ”も大量にカートに積んでありました。
おはぎの商品出しをされていたお店の方に、全部売り切れるのかお尋ねすると、「お昼前にはなくなりますよー」とのこと。
これだけの量(+まだ奥にたくさんある!!)が2~3時間でなくなるなんて。
“スーパーさいち”さんでは、もともと、お総菜コーナーの隅に少量のおはぎを並べて販売されていたのだそうです。
徐々に人気が出て、購入できない人に申し訳ないと、作る量を少しずつ増やしているうちに、今の量になったのだと話してくださいました。
美味しいおはぎ、お勧めです。
***スーパーさいち***
宮城県仙台市太白区秋保町湯元薬師27
022-398-2101
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中尊寺
平成23年、中尊寺を含む「平泉の文化遺産」が世界文化遺産に登載されました。
東日本随一の平安仏教美術の宝庫と言われている岩手県平泉町、中尊寺の散策です。
本坊表門。
本坊表門の階段をあがると、松の木の向こうに大きな屋根の本堂が見えます。
金色堂をすっぽりと覆う、鉄筋コンクリートの覆堂が見えます。
金色堂が直接風雨にさらされないように、外部を頑丈な建物で覆い、保存しているのだそう。
堂内は撮影禁止。
金色のお堂が中央にあって、分かりやすい説明アナウンスが流れています。
順路に沿って歩いていくと、またまた建物がありました。
旧覆堂です。
改修工事が行われる前まで、金色堂を覆っていた建物で、旧覆堂だけがこちらに移築されたとのこと。
もと来た道を戻って、月見坂の入り口の前へ。
こちらの、交通島のように見える緑の一角は、弁慶のお墓と言われています。
***中尊寺***
岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
0191-46-2211
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松島観光
松島湾に浮かぶ島々“日本三景”の景観を楽しんで、国宝の“瑞巌寺”も巡ります。
2回目の松島、楽しみです
瑞巌寺五大堂につながる橋は、足元から海面が見えるすかし橋。
大勢の観光客で賑わう、人気スポットです!
国の重要文化財に指定されている瑞巌寺の五大堂。
1604年に伊達政宗が作ったもので、小さな3つの島を結ぶ3つの橋を渡っていきます。
国宝の瑞巌寺へ。
総門を入り、どこまでも真直ぐな道を進みます。
沿道には大木。
撮影禁止の本殿や庫裡(くり)、清龍殿。
金の襖絵や装飾などが素晴らしかったです。
帰り道。
来るときに通った真直ぐな道と並行した小路にある、洞窟遺跡群です。
松島では至る所で見られ、供養場として使用されていたそうです。
***瑞巌寺***
宮城県宮城郡松島町松島字町内
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過去のブログ》「松島と瑞巌寺」一度は見てみたい日本三景!人気の五大堂も必見ですお食事処 南部屋
松島観光の途中、遅めのランチに“お食事処 南部屋”さんへ。
牡蠣や穴子などたくさんある松島名物、悩む~!!
今回は海鮮丼を食べよう!!と心に決めて入店です。
島名物の牡蠣、穴子のほかに、牛タンもあります。
まぐろ、ウニ、イクラ、帆立、甘えび~((∩^Д^∩))
穴子丼です。
***お食事処 南部屋***
宮城県宮城郡松島町松島字町内103
022-354-2624
10:00-16:00
水休
詳しくはこちら↓↓↓↓↓↓
過去のブログ》「お食事処 南部屋」松島名物牡蠣・穴子・海鮮丼などなどメニュー豊富!仙台東照宮
宮城県仙台市の国指定重要文化財に指定されて いる“仙台東照宮”を訪れました。
思いがけず、神職さんが境内を案内してくださり、全国に東照宮がある理由や重要文化財の説明、歴史背景などを伺うことができました。
まわりを歩いて帰ろうとしたとき、神職さんが一般の方と一緒にフェンスの扉を開いて中に入っていくところにばったり。
すると神職さんが、「ご一緒にどうぞ」と声をかけてくださって、ビックリ。
実は、令和元年をお祝いして、2019年5月26日から10月20日の毎週日曜日、16:00から神職さんが境内の案内をしてくださっているとのことでした。
開催の第2回目に運よく遭遇して、途中から参加させていただけることに!!
写真撮影もOKなんだそう。
東照宮は、徳川家康公をお祭りしていて、当時は藩ごとに東照宮を建築していたので、全国に存在するそうです。
見ると、伊達家の家紋よりも葵紋が目に留まります。
水害などの自然災害のとき、徳川家が復旧支援してくれたということも、その理由の一つなんだそう。
***仙台東照宮***
宮城県仙台市青葉区東照宮1丁目6-1
022-234-3247
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過去のブログ》「仙台東照宮」国指定重要文化財☆日曜の神職さんの案内では歴史背景も!宿泊「ホテルメトロポリタン仙台イースト」
旅の最終日は、仙台駅西口直結のホテル“ホテルメトロポリタン 仙台イースト”に宿泊!
24㎡のコンパクトツインルームです。
落ち着いた色合いのお部屋に、細かいサービスがあるれる、とても過ごしやすいお部屋でした。
4階のフロントフロアには、宿泊者専用のラウンジとジムがあり、自由に利用できます。
朝食は、3階のレストラン“FOREST KITCHEN with Outdoor Living”で和洋ビュッフェ。
明るい店内にはテラス席があったり、ソファー席があったり、気分や人数に合わせてお好みで。
どの空間も素敵で、席選びだけで悩んでしまいました~。
***ホテルメトロポリタン 仙台イースト***
宮城県仙台市青葉区中央1-1-1
022-268-2525
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4日目
最終日は、仙台市中心部の観光スポットを循環しているバス“るーぷる仙台”の一日乗車券を購入して、のんびり仙台市内を巡ります。
瑞鳳殿
仙台市の中心部からそんなに離れていないところにある瑞鳳殿ですが、仙台城近くの丘陵地にあり、傾斜の大きい坂やおよそ70段の階段を上ります。
前日に中尊寺(岩手県)、前々日に宝珠山立石寺(山形県)の山々を上って、三日連続!!
連日の山道ですが、楽しみます!
伊達政宗公の御廟“瑞鳳殿”です。
桃山文化の豪華絢爛な廟建築で、1945年の焼失後、1979年に再建されたものだそう。
平成13年の大改修で柱には彫刻獅子頭を、屋根には竜頭瓦が復元され、創建当時の姿に。
***瑞鳳殿***
宮城県仙台市青葉区霊屋(おたまや)下23-2
一般・大学生550円
高校生400円
小中学生200円
(2/1-11/30)
09:00-16:30最終入館
(12/1-1-31)09:00-16:00最終入館
12/31休
詳しくはこちら↓↓↓↓↓↓
過去のブログ》「瑞鳳殿」循環バス“るーぷる仙台”で復元された伊達政宗公の御廟へ仙台城
伊達政宗騎馬像のある仙台城へ。
“大広間遺構”です。
宮城県護国神社。
帰りのるーぷる仙台の車窓から見えた仙台城の石垣。
仙台城の石垣は、作られた時期によって形状が異なるそう。
築城当時は野面積みで、その後は切石積み。
歴史を知るとまた違った楽しみ方ができそうですねー。
***仙台城***
仙台市青葉区川内1-11
詳しくはこちら↓↓↓↓↓↓
るーぷる仙台を善通寺通で下車。
飛行機の時間まで、市街地の散策です。
平成を代表する建築と言われている“せんだいメディアテーク”。
ぎりぎりまで、仙台グルメを楽しみました!
炙りえんがわ寿司。
旅の中で、何度目かのずんだもち。
はらこ飯!!
偶然見つけた、ずんだコロッケ。
旅の中で、何度目かのずんだシェーク。
観光スポットをぎゅっと詰め込んだ東北の旅でした!
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