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山形県☆銀山温泉の旅館「能登屋旅館」木造4階建の国重要文化財は大正時代のまま!

木造旅館が並ぶ“銀山温泉

山形県尾花沢市にある銀山温泉は、川沿いに木造旅館が立ち並ぶ美しいまちなみが人気の温泉地です。
「おしん」のロケ地としても知られる、こけしが有名なまち。

国重要文化財“能登屋旅館

大正時代の建築当時の姿を残す“能登屋旅館”さんは、国の重要文化財指定されている、全15室の旅館です。
東北の旅の直前に、銀山温泉も巡りたくなってネットの旅行予約サイトを検索してみましたが、やっぱり近い日程はほぼ満室。
それでもあきらめきれずに、旅館に直接電話でお尋ねすると、予約変更があったところで1部屋だけなら予約可能とのこと。
幸運にも!憧れの“能登屋旅館”さんに宿泊です。(2019.5)

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銀山温泉の中は車の侵入は原則できません。
温泉街の入り口のすぐ横にある、能登屋旅館さんの専用駐車場に駐車すると、スタッフの方が荷物をバイクで先に運んでくださいます。

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のんびり散策しながら旅館を目指します。
駐車場から坂を下ったところ。
川沿いの温泉街が見えてきました。

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川沿いには、足湯ができる広場もありました。

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川沿いに上流に進むと、川が曲がって見えなくなる直前の、右側に“能登屋旅館”さんが見えます。

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こちらが“能登屋旅館”さん。
大正時代のままの木造4階建ての旅館です。

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玄関で靴を脱いで館内へ。

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入ると左奥にフロント。
奥の赤い橋を渡ったところにエレベーターがあります。

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左のフロントの手前には、ソファーと売店スペース。

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地域ならではの商品が並んでいます。

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お部屋
今回予約できたお部屋は、別館山側客室。
エレベーターで3階まで上がり、両側に窓がある短い廊下で別館へ。
別館に入ってすぐ右手にあるエレベーターで、もう一階上の4階に上がります。

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別館4階の廊下。

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“観月”に宿泊です。

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別館はリニューアルされていて、天井が高く清潔感のあるお部屋。
快適に過ごせる和室です。

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照明もオシャレ。

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山側のお部屋で、窓から見えるのはまだ緑色の紅葉でした。

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お部屋でいただいたお菓子は、“古代米大福”。
銀山温泉街でも販売されている、かなり!美味しい大福です。
買って帰りたかったのですが、東北の旅の続きの行程がまだまだあったので断念。

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温泉(その1)
夕食までの時間に、2箇所ある貸切風呂のうちのひとつへ。
こちらは、空いていたらいつでも利用することができます。

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開業当時から湯本として使用されていた洞窟風呂なんだそうです。

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温泉街散策
湯が落ち始める頃、銀山温泉街の散策へ。
旅館の玄関を出るとすぐのタイミングで、温泉街にいっせいにあかりが灯りました!

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“能登屋旅館”さんも、あかりで浮かび上がってすごくきれいです。

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旅館の表に作られているのは、左官職人の後藤市蔵氏の鏝絵です。
鳳凰と桐の装飾の中央に記されている“木戸佐左ェ門”という方は、銀山を開拓された方なんだそう。

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館内の談話室
“能登屋旅館”さんの正面。
玄関の上に屋根が少し張り出した部分が、各階にあるのがわかります。
階ごとに趣の異なる“談話室”になっていました。

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2階はこちら。

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窓を開くと、風が入って気持ちが良いです。
川が流れる温泉街の様子をゆったりと眺めることができます。

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階段で3階へ。

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モダンな雰囲気の3階。

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4階。

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柄がある障子に、円卓がありました。

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素敵な照明の上の天井は吹き抜けに。

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温泉(その2)
夕食まであと少し時間があったので、大浴場へ。
露天風呂もある大浴場の前には、お水も置かれた休憩できるスペース。

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お食事(夕)
お食事はお部屋でいただきます。

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[食前酒]山ぶどう酒

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[先付三種]あいこ蛍烏賊 わらびお浸し ごま豆腐
大好きな蛍烏賊~。

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東北の旅で何度かわらびをいただきましたが、柔らかくて美味しい!

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優しいお味です。

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[御造り]季節のお刺身

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[御凌ぎ]手打ち蕎麦
細くて、とてものど越しの良いお蕎麦。

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[煮物]鯉の甘露煮
珍しい!!

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[小鍋]尾花沢牛しゃぶしゃぶ
分厚くて大きいです。
ゴマダレとの相性ばっちり。

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[焼物]鮎塩焼き
塩が効いた鮎、完食です。

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[揚げ物]山菜天婦羅

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[酢の物]滝川豆腐

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[御飯]山形産つや姫
[御椀替り]鴨汁
[香の物]地のもの
つや姫、もっちりしてホント美味しいお米ですねー。
ご飯だけでもお代わりしたいくらいけど、満腹感が!!!

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[水物]季節のくだもの

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温泉(その3)
翌朝。
貸切風呂の2箇所目は展望風呂。
こちらの貸切風呂は、チェックインの時に時間予約が必要です。
別館の4階から80段超の階段で向かいます。

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途中に休憩場所がありました。

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突き当りに出口が!!

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登ってきました~。
扉を開けると、少し上がったところに温泉の小屋が見えます。

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すてきぃ~。
上ってきて良かったです。

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開放的な緑に囲まれた、朝日が気持ちいい半露天。

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木々の奥には滝が見えます。

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お食事(朝)
朝は、本館3階の広間でお食事です。
一番奥の、右側のお席に案内してくださいました。

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バランスの良い朝食!

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串にささった丸いものは、蒟蒻を甘辛く煮たもの、地域の食です。

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温泉たまご。

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おしん飯。
銀山温泉が「おしん」のロケ地としても知られていることから、大根を混ぜた“おしん飯”が朝食に!
美味しいです。
炊いたご飯に混ぜるだけの、大根飯も販売されていましたのでついつい購入です。

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コーヒーサービス
朝食後は、1階ロビー横にあるカフェ“山ぼうし”でコーヒーサービス。

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朝早くからたくさんの人が行きかうまちなみを眺めながら、コーヒータイム。

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チェックアウトの時、飴ちゃんくださいました!

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***能登屋旅館***
山形県尾花沢市大字銀山新畑446
0237-28-2327

[能登屋旅館さんへ電話で予約]
別館山側客室
41,040(円/二人・朝夕)税込

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