「中尊寺(岩手県平泉町)」中尊寺金色堂、世界文化遺産の仏教美術にふれる。
世界文化遺産“中尊寺”
平成23年、中尊寺を含む「平泉の文化遺産」が世界文化遺産に登載されました。
東日本随一の平安仏教美術の宝庫と言われている岩手県平泉町、中尊寺の散策です。 (2019.6)
平泉町営 中尊寺第一駐車場です。
中尊寺に向かう“月見坂”のすぐ前。
まわりにはお食事ができるお店がたくさんあります。
マップ。
月見坂を上って、半分くらい進んだところに中尊寺の“本堂”、突き当たりが“金色堂”です。
月見坂の入り口です。
実は、訪れてはじめて知ったのですが、山登りなんですねー。
写真で伝わるかどうかわかりませんが、本堂の手前の“弁慶堂”くらいまでは、かなりの急勾配。
スポーティーな服装でスタスタ上っていくグループもいましたが、前日に山形県の“宝珠山立石寺”(通称“山寺”)で、1015の石段を上った私には…。
ゆっくりマイペースで参拝です。
先ずは“本堂”を目指します。
歩き出して間もなく、左側に見えた、わんこ蕎麦屋さん。
弁慶堂のすぐ手前にあるお茶屋さんが見えてきました。
この日は、すごく暑い!!というほどではありませんでしたが、これからはソフトクリームや氷が嬉しい季節ですねー。
お隣の“弁慶堂”です。
東物見台。
薬師堂。
脇道に入ったところに、またまたお茶屋さんがありました。
道がほぼ平坦になって売店が並ぶ景色が見えたら、本堂です。
本坊表門。
本坊表門の階段をあがると、松の木の向こうに大きな屋根の本堂が見えます。
本堂の前だけで販売されているオリジナルのお茶だそうです。
試飲させていただいたお茶が美味しくて、お土産に。
峯薬師堂。
旧鐘楼。
讃衡蔵に到着。
奥州藤原氏が残した文化財を収蔵する宝物館です。
讃衡蔵と金色堂の拝観料がセットになった拝観券を、讃衡蔵の発酵所で購入します。
どちらを先に拝観してもOK。
先に讃衡蔵を拝観して、すぐ奥の金色堂へ向かいます!
金色堂の入り口でチケット確認。
入るとすぐ左上に、金色堂をすっぽりと覆う、鉄筋コンクリートの覆堂が見えます。
金色堂が直接風雨にさらされないように、外部を頑丈な建物で覆い、保存しているのだそう。
堂内は撮影禁止。
金色のお堂が中央にあって、分かりやすい説明アナウンスが流れています。
順路に沿って歩いていくと、またまた建物がありました。
旧覆堂です。
改修工事が行われる前まで、金色堂を覆っていた建物で、旧覆堂だけがこちらに移築されたとのこと。
中は解放されていて、金色堂の改修時の説明等があっています。
椅子もあるので、休みながら興味深い話を知ることができます。
もと来た道を戻って、月見坂の入り口の前へ。
こちらの、交通島のように見える緑の一角は、弁慶のお墓と言われています。
ちょうど、ラジオの公開放送が行われていて、「弁慶の墓石はどれでしょうか??」というクイズが出題されているところでした。
答えは、大きな石碑の後ろにある松の木の、更に後ろ側の石だそう。
正解者には記念品が贈られていました。
***中尊寺***
岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
0191-46-2211
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