「笹かま手作り体験(仙台市若林区)」七夕飾りや藤城清治氏の作品も見学できる!
笹かま手作り体験だけじゃない!
仙台の旅の途中、少し時間ができたので、仙台らしい体験がしたいなぁ~と思い立って、“鐘崎 かまぼこの国 笹かま館”さんへ。(2019.5)
仙台名物“笹かま”の、手作り体験(体験料700円)をしました!
“鐘崎 かまぼこの国 笹かま館”では、かまぼこの体験や販売だけでなく、仙台七夕まつりの七夕飾りや、藤城清さんの影絵作品などなど、思いがけず貴重な展示を見ることもできました。
“鐘崎 かまぼこの国 笹かま館”へは、先ずJR仙台駅から地下鉄東西線で荒井駅へ。
7~8分間隔で運行されていて、およそ13分です。
荒井駅からは、バスに乗り継いで十数分。
駅前のバス停から乗車です。
7~8分間隔で運行されている地下鉄と違い、バスはおよそ30分に1本なので、予約時間に間に合うように注意が必要です。
ちなみに、タクシーもみつかりにくいそう。
御町東五丁目北で下車したら、“笹かま館”は目の前(入り口までは260m)です。
写真は、向かい側にある、帰りに乗車した同じ名前のバス停から撮影しました。
入口は、御町大通沿いに。
こちらが“笹かま館”です。
笹かま館
少し奥まっていますが、分かりやすい入り口。
1階は笹かま関連商品の販売をされています。
2階にあがる階段下には、笹かまのイートインスペースがあります。
作りたてを味わえるように、注文してから焼きあげているそう。
室内なのにファザードがかっこいいですねー。
七夕ミュージアム
「笹かま手作り体験」の予約まで少し時間があったので、おとなりに併設されている“七夕ミュージアム”の見学に。
仙台七夕まつりの飾りを日本ではじめて常設展示したと紹介されている施設で、入館は無料です。
ガラス天井のエントランスには、早速七夕飾りが!
館内に入ると、天井からいくつもの七夕飾りが下げられていました。
しかも、種類は様々。
七夕飾りは、華やかな色使いをしている印象があったのですが、シンプルで高級感のある素敵なデザインのものもありました。
一角には、手作りできる体験コーナー(予約制)もありました。
吹き抜けの空間を、スロープで2階へ。
2階の廊下には、歴代の“仙台七夕まつり”のポスターが展示されていました。
こういう展示は楽しいですよねー。
「笹かま手作り体験」の時間が近くなったので、体験会場のある“笹かま館”2階へ移動です。
“笹かま館”の2階には様々な展示が。
藤城清治メルヘンミュージアム
藤城清治さんの影絵展示もありました。
一面の壁全体に描かれた作品。
スケールに驚かされました。
他の壁面にも、レプリカを含め、大小様々な作品が飾られています。
こちらは展示作品のひとつ“生きるよろこび”(レプリカ)です。
中央の大樹の右側から太陽が上がり、左側に沈んでいく、自然のサイクル、生命のつながりを描いた作品だそう。
笹かま手作り体験
時間になったので、笹かま手作り体験会場へ。
明るく楽しそうな会場です。
この回の体験は、私一人だけでなんと貸しきり状態。
写真を撮ってくださったり、色々教えていただいたり!
台の上には、水が入ったボウル、笹の葉の型、白身魚のすり身、串が準備されていました。
手洗いをして、使い捨てのビニールエプロン、不織布の帽子を身に付けます。
ボウルの水は、始めに五秒間手を冷やすためのものでした。
手があたたかいと、すり身が手にベットリとついてしまんだそう。
すり身を練って丸め直したものに串を差し、笹かま型で形を整えて焼きあげます。
すり身を練る工程も、串を差して形作る工程もどれも重要で、味に大きく影響するそう。
焼き始めると間もなく、表面に艶が出て、すり身がより白っぽくなってきます。
そこからは返しながら、焼き色が美しくつくように仕上げていきます。
焼き上がり。
かなり上手だと誉めていただいた完成品です‼
焼き立てを一つ試食してみました。
あたたかいのはもちろん、まわりは皮のように固く、香ばしくて、中はふわふわ。
なかなかいただく機会のない味わいです。
もう一つは冷めてから。
笹かまの旨味を感じる、美味しい笹かまでした。
***鐘崎 かまぼこの国 笹かま館***
宮城県仙台市若林区鶴代町6-65
022-238-7170
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