「奴寿司(熊本県天草市)」素材を最良の状態で!醤油を使わない驚きと感動の味わい
念願の“奴寿司”
ついに!以前からずっと伺いたかった天草にある“奴寿司”さんへ。(2019.1)
全国からたくさんの方が来店されていて、今までなかなか予約できませんでしたが、今回“ダメもと”で前日に電話でお尋ねすると、幸運にも空きがv(o゚∀゚o)v
それでも13時半か14時であればとのことで、大人気です。
素材を最良の状態で!
醤油を使わずにいただきます。
“新鮮”とか“ぷりぷり”とかいう表現はよく聞きますが、素材を一番おいしい状態にして提供してくださるお寿司です。
素材の旨味や、ひと手間もふた手間も加えた味の融合で、驚きと感動を味わえる“奴寿司”さんのお寿司は、お醤油を使わずにいただきます。
お寿司のウンチクはわかりませんが、上質なお寿司とか、創作寿司とかいう表現とも違う、お魚を知り尽くした大将が演出してくれる素敵な「ひとくち」を求めて、全国から人が集まってくるんじゃないかと思います。
こちらが“奴寿司”さん。
九州縦貫自動車道の松橋(まつばせ)ICから、車でおよそ1時間半。
天草空港を利用して来られる方もいらっしゃるようです。
上島から下島へ“天草瀬戸大橋”を渡ったところにある、「亀川」の交差点を右折して少し行くと右手に見えます。
お店の背面は、すぐ海。
左側に10台の駐車場があります。
入り口には「予約のみ」の看板。
人気すぎです…。
入り口を入ると、玄関で靴を脱いで上がり、引き戸を開けて店内へ。
玄関には可愛いお香がありました。
右側に並んだテーブル席。
こちらでいただきました。
左側は7席のカウンター。
朱色にまとめられた店内です。
正面奥には個室もありました。
テーブルにはお箸などがセットしてあります。
お品書き。
ランチタイムは、こちらのセットから注文できます。
“松(十二貫)”(4,000円)をお願いしました。
“赤出汁”と“デザート”がついています。
単品メニューや単品にぎりも注文できます。
どんなお味かいただいてみたかった“茶碗蒸し”もお願いしました。
辛すぎず甘すぎず、とても美味しいガリです。
先ずは3貫。
二人前です。
どれもネタのみではなく、きれいな色の塩がのっています、期待値が上がります!
タコの上には“ごま塩”。
噛むほどに旨味が。
イカの上には“雲丹塩”。
口に入れると、塩味がちょうどく、雲丹の風味が香ります。
鯛の上には“梅塩”。
梅のほのかな香り。
ここで茶碗蒸しが。
器が可愛く、熱々です。
ツヤツヤな茶碗蒸しの中に、いろいろな具材が入っています。
椎茸、海老、三つ葉、ちくわ、鶏肉、かまぼこ、銀杏。
写真でも伝わるなめらかさ。
出汁の味というよりも、主張し過ぎない出汁の旨味と卵の風味を感じる、すごくお上品な茶碗蒸しです。
美味しぃ~~ぃ(*´∀`人
次の3貫です。
ツヤツヤ。
わさびをのせた鰤(ぶり)。
わさび味ではなく、わさび風味の鰤です。
鯖(さば)。
驚くほどクセがなく、青魚が苦手な方でもきっと好きになりそうな、美味しい鯖です。
鯛(たい)の昆布締め。
昆布の味というより、昆布の旨味を吸った鯛。
赤出汁。
賽の目に切ったお豆腐も入っていて美味しいです。
途中で温かいものをいただくのも、とても気持ちが良いです。
タイラギの挟み。
軽くあぶったタイラギの香ばしさと、近づくだけで香る海苔の風味。
すごくマッチしています。
お互いに風味を消しあうこともなく、片方だけが強いということもなく、バランスがすごく良い感じ。
あーおいしい!
次の3貫。
こちらは、それぞれに個性的です。
河豚です。
上には葱ポン酢。
中はレア感があって、軽く火が通ったまわりの感じと合わさった食感が楽しいです。
葱ポン酢も良い感じ!
鮪(まぐろ)。
口に入れるとすぐなくなってしまいました。
このしろ。
甘酢につけた昆布をのせてあります。
最後の2貫。
見るからに美味しそう。
太刀魚です。
太刀魚の下には、炙ったガーリップチップ。
歯ごたえがあって、香ばしさも味も素敵です。
ガーリックの風味を舌で直接感じないので、全体が美味しい一口のお料理のような感じです。
トロ。
ねっとりとして美味しぃ~い(* ´ ▽ ` *)
「お腹一杯になられて、他にもう注文なさいませんでしたら、デザートをご用意いたしますが」と声をかけてくださいました。
12貫と赤出汁、茶碗蒸しでお腹一杯、大満足だったので、デザートへ。
和三盆のブラマンジェ。
とろけるようなブラマンジェに和三盆のカリカリ食感が、すごく美味しいデザートでした。
***奴寿司***
熊本県天草市東町76-1
0969-23-4055
12:00-14:30
17:30-21:00
月曜休・不定休
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