「寒霞渓(香川県小豆島)」紅葉と瀬戸内絶景!映画ロケ地と国際芸術祭2022を巡る
1年ぶりの琴平&小豆島の旅。
小豆島の人気観光スポット、“寒霞渓”へ。(2022.11)
映画「八日目の蝉」のロケ地や、瀬戸内国際芸術祭の作品なども巡って。
偶然にも、紅葉真っ盛りのタイミングで素敵空間を楽しみました。
01| アクセスMAP
寒霞渓ロープウェイ山頂は、県道26、27号線経由で土庄港からおよそ17.5km、車で30分ほどのところにあります。
今回は、県道29号線からアクセスしました。
02| 瀬戸内海国立公園寒霞渓
気持ちが良い秋晴れの11月。
紅葉真っ盛りの、瀬戸内海国立公園寒霞渓へドライブです。
山道ですが、整備されている道路なので快適なドライブが楽しめます。
途中、寒霞渓ロープウェイの「こううん駅」へと続く分かれ道があって、こううん駅から山頂までロープウエイに乗るか、山頂まで車で行くか2通りのルートが選べます。
ロープウェイに乗ると、こううん駅から山頂駅までは5分ほどですが、車で上がると分かれ道から山頂まではおよそ10㎞です。
今回は、「山頂駅」まで車で上がりました。
ロープウェイを楽しみたい場合でも、車で訪れたらロープウェイは往復利用するので、駐車場が広い山頂駅に駐車して乗車するのがスムーズかもです。
| 1億円トイレ
駐車場にあるお手洗いの建物。
実は、1億円の事業費をかけて平成2年に完成したもの。
「超豪華」というよりも、「快適性」をコンセプトに設計されたのだそうです。
中はガラスの屋根にタイルの壁、丸い鏡にたくさんの緑があって、ジブリのワンシーンを連想するような可愛いデザインで、コンセプトがしっかりと反映されている印象でした。

| ロープウェイ山頂駅とショップ
駐車場の奥に、ロープウェイの山頂駅とショップがあります。
山頂駅横のデッキに立つと、かロープウェイが上がってくるのが見えました。
山頂駅の隣にある建物の1階は、小豆島のお土産が購入できるショップです。
小豆島が舞台の漫画「からかい上手の高木さん」とコラボした商品や、オリーブ関連商品などなど。
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| 第二展望台とかわら投げ
駐車場のすぐ渡場にある、寒霞渓第二展望台へ向かいました。
展望台の手前にある、電話ボックスほどの小さな建物。
三角屋根に「瓦番」と書かれています。
こちらの建物では、かわら投げの「かわら」が販売されていました。
1組5枚で200円。
私も購入です。
建物の奥が第二展望台です。
柵の奥に、丸い穴が開いた「かわら投げ」の的が見えました。
実は私、遠投やコントロールには自信ありで、ほかの観光地で挑戦した同じような施設でもかなりの成功率。
で、「かわら投げ」もやる気満々でした。
なのに…。
平たい瓦の円盤は思う方向に飛んで行かず、難易度が高いことを実感しました。
展望台には、双眼鏡も設置してありました。

訪れたのは紅葉が見頃の11月。
少し霞んでいましたがお天気で、すごく良いタイミングで観光できました。

| ハート松
第二展望台のお隣に、ハート松があります。
ハートの形に枝を広げた松の前に白いベンチが置いてあって、その手前には撮影用のカメラ台が設置してあります。
昨年訪れた時もこの場所で記念撮影したことを思い出します。
| 鷹取展望台
今回は、1年前に訪れた時に寒さに負けて散策できなかった、鷹取展望台まで行ってみることに。
紅葉のトンネルの下の山道を、気持ちが良いお散歩です。
綺麗な彩の紅葉がたくさんありました。
歩き始めて数分で、鷹取展望台に到着。

ベンチの奥の景色。
少し霞んでいるけど、紅葉や瀬戸内海が一望できる絶景スポットです。
映画「八日目の蝉」のロケ地としても有名。
歩いてきた方向を見てみると、第二展望台と赤い三角屋根も見えました。
| 瀬戸内国際芸術祭2022
瀬戸内海の島々では、海の復権をテーマにした「瀬戸内国際芸術祭」が開催されています。
美しい自然と人間が交錯し交響してきた瀬戸内の島々に活力を取り戻し、瀬戸内海が地球上のすべての地域の『希望の海』となることを目指しているのだそうです。

2022年は第5回目の開催。
訪れた時にはすでに会期が終わっていましたが、鷹取展望台の先にまだ作品がそのまま展示されていました。

寒霞渓に展示されていたのは、「sd54 空の玉/寒霞渓」
青木野枝さんの作品です。

作品もおしゃれですが、いくつも組み合わされた丸い形が描く影も素敵。
1か所開かれた空間から抜けて見える空。
寒霞渓の紅葉。
素敵時間を過ごしました。

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