「琴弾公園(香川県観音寺市)」観音寺市の名所!寛永通宝の銭形砂絵と展望台
1年ぶりの琴平&小豆島の旅。
観音寺市のドライブで、“琴弾(ことひき)公園”を訪れました。(2022.11)
「日本の歴史公園100選」に選出されている約38.6ヘクタールの広大な公園。
お目当ては、「銭形展望台」と「銭形砂絵」です。
時代劇にも登場する有名なスポットを、数年ぶりに楽しみました。
01| アクセスMAP
銭形展望台や銭形砂絵のある琴弾公園は、さぬき豊中ICからおよそ7㎞、車で15分ほどのところにあります。
02| 琴柱池
琴弾公園内を車で走行していると、道路のすぐそばに風情のある風景がありました。
「琴柱池」と書いて、「ことじいけ」と読むのだそうです。
朱塗りのそり橋や噴水が楽しめて、季節によっては桜や藤などもキレイなのだそうです。
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03| 象ヶ鼻岩銭形展望台
銭形砂絵の全様を高い場所から鑑賞できる、像ヶ鼻岩銭形展望台を目指します。
標高58.3mの琴弾山の山頂にある展望台なので、山道を上がって行きました。
到着。
展望台付近には駐車場もありました。
以前訪れた時よりも、すっきりと整備された印象です。
展望台広場の奥に、屋根がある施設が見えます。
先ずは、手前にある岩の上から銭形砂絵を観賞です!
岩に上がって先に進むと、眼下に銭形砂絵が見えました。
「銭形の砂絵を見れば健康で長生きし、お金に不自由しない」とも伝えられている「寛永通宝」の砂絵。
砂で作られた寛永通宝は、東西122m、南北90mで、奥行きの方が長い楕円形をしています。
山の上から見た時に円形となるように、あえて楕円形に作られているのだそうです。
なるほどぉ~。
展望施設へ。
展望施設から見える、有明浜の景色もステキ。
銭形砂絵は、1633年(寛永10年)に藩主の生駒高俊公を歓迎するために、一夜にして作られたのだそうです。
スゴイ!

日没から22:00まで実施されているライトアップも見てみたいですねー。
04| 砂地の景観
像ヶ鼻岩展望台から琴弾山を下って、無料休憩所がある駐車場に車を止めました。
目指すのは銭形砂絵です。
| 松原
中社広場のそばに、「銭形砂絵」と書かれた案内板がありました。
巨大な松の木の林を抜けて進みます。
実は、5万本の黒松が群生していて「日本の白砂青松百選」にも選ばれているスポットなのです。
姫松、小傘松、すそひき松などの愛称がつけられた、珍しい形状のものもあるとのこと。
見るからに歴史がありそうな木々が、しっかりと維持管理されている様子も。
どの松を見てもすごく立派で、ただただ感動です。
| 銭形砂絵
松の林を抜けると、銭形砂絵が見えます。
近付くと、東西122m、南北90mという巨大さを実感です。
周囲の長さは345m。
陸上競技場のトラックよりひとまわり小さいくらい?!!
足場が歩きにくい砂地ということもあって、歩いて一周するには大きすぎるくらいの砂絵です。
深さ2メートル以上の砂絵は、背伸びをしても中を覗くのが困難なほど。

砂絵の中は立ち入り禁止で、中に入ることができるのは「砂ざらえ」開催時のみとのこと。
毎年春と秋に「砂ざらえ」を実施して、形状を整えているのだそうです。
琴弾(ことひき)公園
香川県観音寺市有明町13
香川県観音寺市有明町13
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