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お勧めバックヤードツアーと壱岐の歴史を知る「一支国博物館(長崎県壱岐市)」

川紀章氏の最後の作品「一支国博物館」です。(2018.8)
流線形の屋根と屋上緑化が特徴的。
無料キッズゾーンや展望台、売店、有料ゾーンなどがあります。
今回は、不定期で開催されているバックヤードツアーを予約して訪れました。

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エントランスです。

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キッズこうがく研究所

エントランス横の無料のキッズゾーン。
ガラス越しに見えるのは“オープン収蔵庫”です。
出土品などが展示されています。
発掘体験や風鈴工作などが楽しめ、顕微鏡でいろいろなものを覗いてみることができます。

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展望室

4階にある展望室も無料で上がることができます。
辻の原遺跡が見えます。
辻の原遺跡は、静岡県登呂遺跡、佐賀県吉野ヶ里遺跡と共に、弥生時代の国の特別史跡に指定されているそうです。

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喫茶コーナー

3階には“博物館喫茶”コーナーもあります。 
休憩にぴったり。

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有料展示

こちらは有料ゾーンの入り口。

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展示の様子です。

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展示台の下に潜り込むと、出土品などの展示を見ることができたり、丸く空いた穴から顔をのぞかせて模型展示を見ることができたりと、楽しみながら見学できるようにいろいろな工夫がしてあります。

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展示台の模型は、一つ一つの表情も豊かに作られています。

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昔の船の模型展示もありました。
これで海を渡っていたんですね。

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バックヤードツアー

不定期に開催されている“バックヤードツアー”に参加しました。
定員があるので空いていれば当日でも参加できます。
今回は事前に予約して。

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“精密機器分析”というテーマのバックヤードツアー。
普段は入ることのできない、精密機器がおいてある部屋まで行く途中、発掘作業をしている部屋を見学することができます。

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いよいよバックヤードツアー開始です。

先ずは顕微鏡でいろいろなものを見せてくれます。
例えば、モニターに写し出された海砂の中にある細い棒のようなものは、実際は棒よりはるかに小さい破片くらいの大きさなのですが、ウニのトゲでした。
ウニは死んでしまうとトゲが抜けるそうで、小さいのは赤ちゃんウニのトゲだそうです。

1,000円札。
桜の花の中に文字が。
二・ホ・ンと書いてありました。
こんなのじっくり見たことなかったです。

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海外のコインです。
この裏の絵を顕微鏡で見ると、とても細かいところまで描いてあることがわかりました。

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写真のように、建造物の中央には人の像があります。

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顕微鏡で見てみました。
!!!

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次は、エックス線の照射機器です。
この機械で強い光を当てることで、物を透過して見ることができ、透過しない金属だけがうつります。

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リモコンや財布などの身近なもので説明してくださったあとで、「これは何を透過させたものでしょうか?」というクイズが出題されました。
何だろう・・・?

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答えは!




ナルホド、折りたたみ傘でした。

次は、鉛筆でかいた文字をボールペンでぐちゃくちゃに塗りつぶして、赤外線カメラの前へ。
炭素を写し出すので、ボールペンのインクは全く見えず、鉛筆の文字がバッチリ読み取れました。

お札を赤外線カメラで見るととても不思議なことになっていました。
その理由など、子供にもわかりやすく説明してくださいました。
子供を対象としたツアーですが、大人もとても楽しめる時間でした。

***一支国博物館***
長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触515番地1
ウェブサイト》一支国博物館


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