熊本☆はげの湯の宿「たけの蔵」自然の景色に包まれた客室露天のある離れで避暑
熊本県のわいた温泉郷、はげの湯温泉。
一年前の夏に初めて宿泊した“和楽の里 たけの蔵”さんに、2度目の宿泊です。(2022.7)
今回の旅の目的は避暑。
自然の景色に包まれた涼しい山の中で、好きな時に客室露天風呂につかって、何もしないゆっくりと時間が流れる空気を楽しむ。
ちょっと早めの夏休みを満喫です。
この記事の目次
01|アクセスMAP02|たけの蔵はこんなところ
03|新苗代(しんのしろ)のお部屋 ・13畳の和室 ・客室露天風呂「檜の香の湯」 04|大浴場
05|夕食「山の幸のこだわった懐石料理」 06|朝食
01| アクセスMAP
和楽の里 たけの蔵さんは、九重ICからおよそ19.4㎞、車で26分ほどのところにあります。
02| たけの蔵はこんなところ
涌蓋山の麓にある、岳の湯温泉、はげの湯温泉、山川温泉、地獄谷温泉、麻生釣温泉、鈴ヶ谷温泉、山川温泉からなるわいた温泉郷。
たけの蔵さんがある、はげの湯温泉付近では、あちらこちらから温泉の蒸気が噴出している、特徴のある景色が楽しめます。
アクセス道路も最近整備されて、車でも利用しやすくなりました。
緑の中に佇むたけの蔵さんは、全8室の旅館。
うち5室に客室露天風呂が付いています。
古民家10軒分の材料を使って作られた建物なんだそう。
ミシュランガイド熊本・大分特別版にも掲載されたお宿です。
広い玄関で靴を脱いで建物の中へ。
上ってすぐ左側にあるフロントで、チェックイン手続きです。
今回は、熊本再発見の旅を利用しての宿泊だったので、チェックイン時に一人2,000円分の地域クーポンをくださいました。
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03| 新苗代(しんのしろ)のお部屋
今回宿泊するのは、新苗代(しんのしろ)のお部屋。
たけの蔵さんでは一番広いお部屋で、13畳の和室です。
スタッフの方がお部屋に案内してくださいました。
新苗代のお部屋は、廊下を進んだ一番奥にあります。

新苗代のお部屋は、玄関を上がってからお部屋や客室露天、お食事処のどこに行くにも段差がなくてオールフラットでした。
日頃、段差を意識することなく過ごしている私にとっても、気が付くとかなり快適でした。
廊下の途中に飲み物の自動販売機もあるので便利です。
| 13畳の和室
入口の引き戸を開けると廊下からの板の間が続いていて、クローゼットと洗面所、正面にお手洗いがありました。
クローゼットの中には、バスタオルと浴衣、アメニティセット。
旅館の浴衣とは別に、色浴衣を持ってきてくださって、好きなものを選んで着ることができました。
ちなみに、アメニティが入った袋の中はこちらです。

洗面所にはドライヤーが置いてありました。
ふすまを開くと、13畳の和室。
端のお部屋なので窓が多くて明るい!!
かなり広い印象です。
天井の梁や裸電球などもおしゃれ。
広縁横に、お茶セットが用意してありました。
氷が入った冷水もあるので、冷たいものが飲みたいときもすぐにいただけます。
ちなみに、冷蔵庫の中は空です。
スタッフの方が、お部屋に案内してくださって少しして、お茶菓子を持ってきてくださいました。
ほんのり甘くて、旅の疲れが癒されるような、きな粉餅でした。
素朴なフォルムもイイ感じ。
桐材で作られた押し入れの、ふすまの下に小さな空間。
風が通うようになっている、大工さんの工夫なのだそうです。
| 客室露天風呂「檜の香の湯」
和室の中に、客室露天への入口がありました。
ひのき風呂 檜の香の湯と書かれた扉の奥に、脱衣スペースとシャワースペースと檜の湯舟。
床は木で、滑りにくい印象。
中には段差も作られていて、半身浴をするにも便利。
柔らかいお湯は気持ちが良くて、確かに温泉を感じるお湯。
お肌がすべすべになる感じです。
たけの蔵さんでいちばん景観のいい場所に作られたとのこと。
昨年に引き続き、今年の夏もこのお宿に宿泊した理由の一つが、露天風呂からの景色なのです。
すくすくと育った緑色の稲が、風に吹かれて涼し気に揺れる風景。
空の色が少しずつ変化して、夕日が沈んでいく様子。
あたりまえだけど、日ごろなかなか触れることのない、自然の景色の中に溶け込むかのような露天風呂です。
今年はこのお部屋にして大正解!!
陽が沈むと、月が綺麗に見えました。
この景色をひとり占めしながら、ゆったりとお湯につかる至福の時間。
明け方は、噴出する温泉の蒸気量が多くて、空気もひんやり。
素敵な避暑地です。
鳥のさえずりやセミや虫の鳴き声、時々カエルの鳴き声も聞こえてくる、のどかな自然の音に癒されるひと時でした。
今回宿泊したのはこちら
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04| 大浴場
敷地内にある大浴場も自由に利用できます。
平日は貸切利用をされているそうですが、宿泊した日曜日は男女別の共同利用でした。
大浴場の建物は2つあって、1か所は露天風呂の建物、もう1か所は内湯の建物。
それぞれ、男女別に分かれています。
実は私、たけの蔵さんの露天風呂の雰囲気が好きなのです。
大きすぎず小さすぎずの程よい大きさと、一部に屋根があるのがポイント。
最近は、宿泊先で客室温泉だけを利用することが多いのですが、たけの蔵さんでは大浴場の露天風呂にも入りま~す。
05| 夕食「山の幸のこだわった懐石料理」
18:00。
夕食は、フロント横にあるお食事処でいただきます。
味のある梁が幾重にも使用されている天井の高いお食事空間。
庄屋さんの建物で使用されていた木材を使って作られたのだそうです。
お食事処の一番奥にあるお席に案内してくださいました。
掘りごたつ式なので快適です。
こちらは、ドリンクメニュー。

夕食は、地域の食がたくさん盛り込まれた「山の幸のこだわった懐石料理」。
冷たいお料理と温かいお料理を運んできてくださって、お食事スタートです。
熊本の郷土料理、からし蓮根などがありました。
「からし蓮根は、辛かったら添えてあるおはぎで箸休めしてくださいね~」とスタッフの方が。
もろこし豆腐です。
とうもろこしの風味と優しい甘み。
馬刺しは、生姜とネギを添えて、お醤油でいただきます。
柔らかくて、甘みのある脂。
器の中央は、赤身を燻製にしたものだそう。
味がついているので、檸檬を絞ってさっぱりと。
食感もあって美味しいです。
湯葉もお醤油で。
蒸し鶏とオクラの柚子胡椒和え。
さっぱりいただけます。
アボカドサラダ。
夏野菜の寒天寄せも入っていて、爽やか。
いろいろな食感も楽しめます。
お澄まし。
メインの蒸し鶏が登場。
旅館の前にある、温泉の蒸気が噴出している窯で2時間蒸したものだそう。
余計な脂が落ちて身がふっくらと柔らかく、いただきやすい一品。
かけてあるのは玉葱ソースで、優しいお味。
スタッフの方が、目の前で人数分に取り分けてくださいます。
鮎の塩焼きです。
アツアツ焼きたて。
レモンを絞っていただきました。
塩味と苦みのバランスがちょうど良いバランス、大人味です。
天ぷらは4種類。
よもぎを練り込んだ餅麩、茄子のはさみ揚げ、ヤングコーン、しし唐をお塩でいただきます。
お食事の〆は盛岡冷麺。
あまりなじみのない盛岡冷麺ですが、ゴマ油の風味のお出汁でいただく、ジャガイモのでんぷんと小麦粉で作られた超コシのある麺は、暑い夏にさっぱりつるりといただける、気持ちが良い一品でした。
お漬物。
デザートはスイカとレモンケーキ。
お腹いっぱいでもスイーツはベツベラ。
さっぱり美味しくいただきました~。
06| 朝食
08:00。
朝食も、夕食と同じお食事処の同じお席でいただきます。
コーヒーはデロンギマシーンで自由にいただけます。
ご飯とお味噌汁を持ってきてくださって、お食事スタート。
御飯。
お味噌汁は、テーブルの上で温めて、よそってくださいます。
具沢山。
生たまごは、やっぱり卵かけご飯にしちゃいますよねー。
御飯のお供。
豆乳豆腐です。
柔らかくて、優しいお味がついていて、美味しぃ~。
焼き魚。
楽しみにしていた、温泉の蒸気で蒸したキャベツです。
少し酸味のあるごま風味のタレがかけてあって、大きなキャベツですが、ぺろりとなくなります。
食後はやっぱりコーヒー。
温泉蒸気で蒸した卵をお土産にくださいました。
宿泊したお部屋は、今回予約した「自然と一体になれるお部屋プラン」というネーミングにぴったりでした。
またこのお部屋に泊まりたいなぁ~。
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