大分県☆筋湯温泉「山荘 やまの彩」温泉付き離れクマザサ!隠れ家的お宿で癒されました
6月最後の週末。
大分県九重の旅で、筋湯温泉の中心街から少し離れた静かな場所に佇む“山荘 やまの彩(いろ)”さんに宿泊しました。(2022.6)
全8室の隠れ家的お宿。
標高が高く涼しい筋湯温泉で、ほたる鑑賞のベストタイミングを狙っての旅行企画でした。
お料理も美味しくて、お部屋の温泉や山の新緑は最高の癒し。
リピートしたいお宿に出会いました。
この記事の目次
01|「やまの彩」はこんなところ
・アクセスMAP
・筋湯温泉にある隠れ家的お宿
02|クマザサのお部屋
・8畳の和室
・客室の円形岩露天
03|館内の施設
・3つの貸切風呂
・ラウンジのドリンクサービス
04|囲炉裏懐石の夕食05|かまど炊き御飯の朝食 06|打たせ湯のコイン
01| 「やまの彩」はこんなところ
| アクセスMAP
やまの彩さんは、九重ICからおよそ20km、28分ほどのところにあります。
| 筋湯温泉にある隠れ家的お宿
やまの彩さんは、筋湯温泉の中心地から少し離れたところにある、全8室の隠れ家的お宿。
15:00のチェックイン時間ちょうどに到着すると、スタッフの方が車まで迎えに来てくださいました。
母屋の扉を開くと、正面がフロント。
右側に通路が伸びていて、離れ客室がある中庭に続いていました。
フロントの向かい側には、入り口に「営業中」の札がかかったラウンジが。
通路沿いには、見るのも楽しい雑貨などなどの販売コーナーもあります。
阿蘇小国ジャージー牛乳を使ったアイスも魅力的です。
02| クマザサのお部屋
今回宿泊するのは、クマザサという純和室のお部屋。
スタッフの方の案内で、母屋を抜けて中庭へ。
中庭を囲むように設けられた屋根のある通路沿いに、離れのお部屋が並んでいます。
クマザサのお部屋は母屋を出て3部屋目ですが、1部屋目、2部屋目の新館のお部屋と入口が隣接していて、母屋にあるお食事処にも近くて便利。

やまの彩さんには、趣の異なる離れ客室が8つありますが、SNSなどを見てこのお部屋を予約しました。
ゆとりの露天風呂が人気だそうで、露天風呂からの自然の眺めや、お部屋の雰囲気など、何となくこのお部屋が気になりました。
結果、大満足!!
| 8畳の和室
扉を開くと、踏み台が置かれて上がりやすいエントランス。
写真では見えにくいですが、木製の手すりも設置されていました。
上がってすぐの右側が洗面所とお手洗い。
ぺ-パータオルが備え付けられた洗面所には、アメニティや紙コップ、ライト、冷蔵庫などが置かれていました。
ちなみに、冷蔵庫の中は空です。
ふすまの奥は8畳の和室。
中央に丸いちゃぶ台が置かれていて、お冷やなどが準備されていました。
お茶菓子はミルク饅頭。
お茶セットのお茶が、すごく良い香りです。
空気清浄機やポットも。
クローゼットの中に、タオルと浴衣、足袋が入っていました。
コンパクトで使いやすいお部屋です。
| 客室の円形岩露天
客室の奥。
障子の向こう側は、楽しみにしていた客室露天風呂です。
小さな濡れ縁の横に、ガーデンチェアーが置かれていて、右奥に露天風呂が見えます。
新緑が楽しめるロケーション!!

露天風呂へのアプローチも更なる素敵ポイントです。
障子の一番右側を開くと、脱衣スペースがありました。
階段を2段ほど降りたところに、椅子や籠が置かれていて、壁にはドライヤーが。
雰囲気も良くて利用しやすい!
この空間があるだけで、お部屋の露天につかる回数も増える感じです。
三角の屋根が付いた露天風呂。
雨でも気にせずにゆったりとお湯につかることができます。
露天風呂の端にはシャワーコーナー。
冬期はシャワーは利用できませんが、使いやすいスペースです。
二人でも、十分ゆったりとつかれるくらいの広い露天風呂。
自然の景色を眺めながらの温泉、最高です!!
ほんのりと硫黄が香るお湯。
湯船の中、2か所に段差が作られていて、半身浴もできます。
筋湯の温泉の温度は高めなので加水して調節したほうが良いと聞いていましたが、まだ外気が涼しくて、ちょうど良い具合に感じました。
緑に覆われた木々の隙間から、下の方を流れる川が見えます。
お部屋からは程よい距離で、大きすぎず聞こえる川の流れの音が心地よいです。
実は、このタイミングで予約したのは、この川で鑑賞できるホタル。
スタッフの方にお尋ねすると、「今の時期ホタルは出ているのですが、気温や天気、風の強さなどで見られることも見られないこともあります」とのことでした。
夕方の雨で、ホタルは飛ばなかったようです。
次回を楽しみに!
陽が沈むと木々がライトアップされて、昼間とは違った雰囲気に。
ぼんやりとしたあかりも素敵です。
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03| 館内の施設
| 3つの貸切風呂
やまの彩さんには、客室温泉とは別に、3つの貸し切り風呂があります。
離れ客室の、通路の真ん中あたり。
空いていたら、入り口の札を「入浴中」に返して、自由に利用できます。
お部屋で一息ついたら、さっそく館内の探検を兼ねて貸切露天へ。
ほぐれ湯
貸切風呂の中では一番小さい内湯です。
脱衣所にあるアメニティなどは充実。
温泉はもちろんかけ流しですが、筋湯のお湯は源泉の温度が高いため、加水しているそうです。
さえずりの湯
こちらは半露天のさえずりの湯。
格子戸越しに見える緑が、良い雰囲気の空間です。
やまそわの湯
貸し切り湯の中で唯一の露天風呂。
広い露天を貸切で利用できるのは贅沢ですねー。
| ラウンジのドリンクサービス
フロンそばにある、すっごくお洒落なラウンジ空間。
ここでゆっくり過ごすだけでも癒されそうな素敵な場所ですが、ドリンクのサービスをいただけます。
コーヒーや紅茶など。
温泉上がりに、さっそく。
ちなみにこちらで、くるくるドライヤーや双眼鏡などの貸し出しもされていました。
04| 囲炉裏懐石の夕食
夕食は、母屋のお食事処でいただきます。
お食事スタートは18:00でした。
8つのお部屋ごとに名前が書かれた下駄箱に草履を入れて中へ。
扉を開くと周りに個室が並ぶ、雰囲気のある板張りの空間。
スタッフの方が案内してくださったお席は、中央に大きな囲炉裏テーブルがある個室でした。
やまの彩さんの夕食は、囲炉裏懐石。
一般的な懐石料理ではなく、懐石の流れをベースに囲炉裏調理などが盛り込まれたコースです。
イベント性やオリジナリティがあって、お食事時間自体も楽しみなのです。
川魚や地元の食材が味わえます。
今回は、通常の夕食メニューから馬刺しだけ除いた、少しだけカジュアルなコースを予約しました。
こちらが御品書き。
別に持ってきてくださったドリンクメニューも、種類豊富でした。
食前酒
梅酒
風味が良い梅酒。
先付け
山蕗の白和え
ひと口いただいて「美味し~ぃ」と感じる白和え。
最初の一品でなかったら、おかわりしたいくらいです。
前菜
山独活と田舎蒟蒻木の芽味噌和え、高原もろこしすり流し、尊菜とろろ酢、虹鱒寿司、稚鮎唐揚げ
一品一品、どれも美味しいっ!
「とうもろこしは混ぜて召し上がってください」と説明してくださった、高原もろこしすり流しは、とうもろこしの小さい粒々食感もあって、甘くて濃厚。
稚鮎の唐揚げは、ここならでは。
少し苦みのある新鮮な味わいです。
尊菜、とろろ、紫蘇の組み合わせも絶妙。
虹鱒ずしの風味も良いです。
焼物
活き山女魚の炭火焼き
お食事の途中で山女魚が登場。
ついさっきまで泳いでいた山女魚で、串を打ったばかり。
美味しい焼き方を、丁寧に説明してくださいました。
教えていただいたとおりに、しっかりと焼き色を付けていただきました。
身はふわっと柔らかく、炭火で焼いた香ばしさが!!
わぁ美味し~い。
御造り
山女魚薄造り、鮪、あしらい一式
臭みは全然なくて、少し柔らかい食感の薄造り。
珍しい地域の味わい、嬉しいです!
もちろん鮪もねっとり良いお味。
酢味噌でいただく刺身蒟蒻も、すごく美味しいです。
蒸し物
山芋養老蒸し、川茸海苔あん
茶碗蒸しのような食感の山芋の生地の中に、生麩などの具が入っています。
海苔の風味が良いです。
揚物
九重椎茸と丸茄子揚げ煮おろし
甘味のある餡がかけられた揚げ物。
お腹いっぱいになりつつあるタイミングですが、美味しくてペロリ。
肉厚でジューシーな椎茸や柔らかくとろける茄子に、たっぷりの大根おろしと生姜が合います!
雪の下は、初めていただきました。
メイン料理
豆乳しゃぶ鍋、野菜一式
メイン料理は、予約時に豆乳しゃぶ鍋、牛溶岩焼き、すき焼きの三種類から選ぶことができます。
今回は地域の特産を楽しみたくて、地元の夢ポークを使った豆乳しゃぶ鍋をお願いしました。
お食事の最初から豆乳が入ったお鍋は火にかけてあって、メイン料理のタイミングまでは引き上げ湯葉を楽しみます。
引き上げた湯葉は、湯葉専用のお出汁でいただきました。
簡単だけど日ごろはなかなかいただかないので、湯葉好きには嬉しい!
夢ポークが運ばれてきたら、豆乳のお鍋にお出汁を注ぎ入れます。
お野菜とマロニーを先にお鍋の中へ。
イイ感じのタイミングでしゃぶしゃぶをいただきます。
ポン酢に紅葉卸とネギを入れてさっぱりと。
しっかりとした歯ごたえと、歯切れの良さ。
まろやかでおいしいです!
地域のグルメを堪能です。
御飯
淡竹炊き込みご飯
止め椀
赤出汁
今の時期に獲れる淡竹(はちく)を使ったたけのこご飯。
90度くらいの温泉で蒸して作ったのだそうです。
デザート
季節のケーキ、水菓子
日向夏のケーキとスイカ。
今年最初のスイカは甘くてジューシー!
日向夏のケーキ、もっといただきたいくらい美味しかったです。
05| かまど炊き御飯の朝食
朝食のスタートは、08:00か08:30。
のんびり旅の朝はゆっくり過ごしたくて、08:30にお願いしました。
夕食と同じお食事処の、同じ個室でいただきます。
飲み物はセルフサービスで、好きなものをいただく音ができました。
牛乳、トマトジュース、オレンジジュース、珈琲、紅茶など、種類豊富。
コーヒーカップは、棚にいろいろなデザインのものが並べてあるので、自分好みのものを選んで使うのも楽しいです。
シリアルや納豆のおかわり、チョコレートもありました。
やまの彩さんの朝食は、昔ながらの日本の朝食。
お味噌汁。
かまど炊きのご飯をお櫃に入れて持ってきてくださいました。
かまど炊きのご飯がいただけるのは珍しく、九州でも数軒だけなのだそうです。
粘りがあって、もちもち。
すごーーっく美味しくて、何杯もおかわりしてしまいました。
九州のお米を清らかな水でたかれているそうですが、「かまど炊きってこんなに美味しいの?!!」とびっくり。
お漬物も美味しいです。
酢の物。
酸っぱすぎず、少し甘みを感じる、いただきやすいお味。
御飯のお供。
どれも丁寧に調理されていて、優しい味付けに、ご飯が進みます。
お食事が始まると同時に火をつけてくださった、ベーコンと卵のおかずです。
卵は生でもいただけますが、ベーコンはしっかりと焼いて。
何気ない一品ですが、これもオイシイ~。
デザート。
朝の果物は嬉しいですねー。
食後のコーヒーに選んだ器はこちら。
06| 打たせ湯のコイン
チェックアウトは10:00。
今回の宿泊で利用した、「新しいおおいた旅割」の地域クーポンをいただきました。
お土産購入などに使えるので嬉しいです。
こちらは、筋湯温泉のシンボル的SPOT「うたせ湯」の入浴に使用するコイン。
一人300円の利用料金を支払って購入するコインですが、やまの彩さんに宿泊すると、一人一枚ずつプレゼントしてくださいます。
3mの高さから流れ出る打たせ湯は日本一だそうなので、せっかく近くに来たらぜひぜひ立ち寄りたいスポットです。
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